ベトナムの旧正月(テト)を前に、縁起物として知られる「仏手柑(ファットトゥー)」が飛ぶように売れている。1個30万〜50万ドン、中には100万ドンに達するものもあるが、重さ2〜4kgの大型品は「入荷即完売」の状態が続いている。
仏手柑とは何か?テトに欠かせない縁起物
仏手柑は、柑橘類の一種で、果実が仏様の手のように分かれた独特の形状を持つことからその名がついた。ベトナムでは「福」を招く果物として古くから珍重されており、テトの時期に各家庭で飾られる「五果盤(マムグークア)」には欠かせない存在である。五果盤とは、5種類の果物を盛り合わせた供え物で、祖先への感謝と新年の繁栄を祈願する意味が込められている。
高価格でも需要が衰えない理由
仏手柑の価格は年々上昇傾向にあるが、それでも需要は旺盛だ。特に2〜4kgの大型品は見栄えが良く、裕福な家庭や商売を営む人々の間で人気が高い。ベトナムでは、テトの飾り付けに金をかけることが一年の運気を左右するという信仰が根強く、縁起物への出費を惜しまない傾向がある。
日本との関連性
日本でも仏手柑は「ブッシュカン」として知られ、正月の床の間飾りや生け花に使われることがある。日越両国で縁起物として愛される点は興味深い文化的共通点といえるだろう。
考察:テト商戦に見るベトナム消費市場の底力
高価格帯の縁起物が飛ぶように売れる現象は、ベトナムの中間層・富裕層の購買力が着実に拡大していることを示している。日本企業にとっても、テト商戦は現地消費者の嗜好を理解する絶好の機会となるだろう。
出典: VN Express
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