ベトナムでは旧正月(テト)を控え、年末ボーナスの支給シーズンを迎えている。若い世代を中心に、そのボーナスをどのように使うかに注目が集まっているが、金(ゴールド)の購入や日常の生活費、家族のためのテト準備、そして貯蓄に充てるという堅実な傾向が浮き彫りになっている。
テトボーナスの使い道、若者の選択は?
ベトナムでは毎年、旧正月前に企業が従業員にボーナス(thưởng Tết)を支給する慣習がある。日本の年末賞与に相当するもので、ベトナム人労働者にとって一年で最も重要な臨時収入となる。特に若い世代においては、このボーナスの使い方が多様化している。
今回の調査によると、多くの若者が金の購入を優先項目に挙げている。ベトナムでは伝統的に金が資産保全の手段として重視されており、インフレヘッジや将来への備えとして若年層にも浸透している。近年の金価格高騰を背景に、少額でも金を購入しようとする動きが活発化している。
また、日常の生活費やテトの準備費用に充てるという回答も目立つ。テト期間中は帰省や親戚への贈り物、伝統料理の準備など出費がかさむため、ボーナスをこれらに振り向けるのは自然な流れである。さらに、将来に備えて一部を貯蓄に回すという堅実な姿勢も見られる。
背景にあるベトナム若年層の経済意識
ベトナムは平均年齢が約30歳と若い国であり、Z世代やミレニアル世代が消費の主役となりつつある。しかし、コロナ禍を経験した世代でもあり、経済的な不確実性への備えを重視する傾向が強まっている。派手な消費よりも、資産形成や家族への貢献を優先する姿勢は、日本の若者にも通じる部分があるかもしれない。
日本企業への示唆
ベトナムに進出している日本企業にとって、現地従業員のテトボーナスは労務管理上の重要なテーマである。適切な支給水準を維持することは、人材確保や従業員満足度に直結する。また、若者の消費動向を把握することは、ベトナム市場でのマーケティング戦略にも有益な情報となるだろう。
出典: VN Express
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