ベトナム中部高原地帯・西原(タイグエン)地方の農家が、コーヒーとドリアンの価格高騰の恩恵を受け、記録的な収入を得ている。預金残高の急増や自動車購入に踏み切る農家も相次いでおり、地方経済に活況をもたらしている。
西原高原に訪れた「農業景気」
ベトナム最大のコーヒー生産地として知られる西原地方(ダクラク省、ラムドン省、ザライ省などを含む中部高原5省)では、多くの農家世帯の収入が大幅に増加している。その主因は、コーヒーとドリアン(サウリエン)の国際価格が高水準で推移していることにある。
ベトナムは世界第2位のコーヒー輸出国であり、特にロブスタ種の生産では世界首位を誇る。近年、気候変動によるブラジルなど他の主要生産国での不作や、世界的な需要増加を背景に、コーヒー価格は歴史的な高値圏で推移している。
ドリアン輸出も急成長
また、「果物の王様」と呼ばれるドリアンも、ベトナム農業の新たな稼ぎ頭として台頭している。2022年に中国向け正式輸出が解禁されて以降、西原地方を中心にドリアン栽培が急拡大。中国市場での旺盛な需要を背景に、価格は高止まりを続けている。
こうした農産物価格の高騰により、西原地方の農家には銀行に預金する余裕が生まれ、自動車を購入する世帯も増加しているという。かつては現金収入の乏しかった山間部の農村にも、確実に豊かさが広がりつつある。
日本企業・投資家への示唆
ベトナム農業セクターの好調は、日本の食品・飲料メーカーや商社にとっても注目すべき動向である。コーヒー原料の調達先としてベトナムの重要性は増しており、ドリアン関連ビジネスへの参入機会も拡大している。一方で、価格高騰は調達コスト上昇というリスク要因でもあり、今後の動向を注視する必要がある。
出典: VN Express
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