ベトナムの国有商業銀行最大手であるベトコムバンク(Vietcombank、正式名称:ベトナム外商銀行)が、預金金利の引き上げに踏み切った。特に短期の預金金利で大幅な上昇が見られ、同じく国有大手のアグリバンク(Agribank、ベトナム農業農村開発銀行)に続く動きとして注目を集めている。
国有銀行「ビッグ4」の一角が金利引き上げ
ベトコムバンクは、ベトナムの国有商業銀行「ビッグ4」(ベトコムバンク、ビエティンバンク、BIDV、アグリバンク)の中でも最大の時価総額を誇る金融機関である。同行が預金金利を引き上げたことは、ベトナムの金融市場全体に影響を与える可能性がある。
今回の金利引き上げは、特に短期の定期預金において顕著であり、預金者にとっては朗報といえる。アグリバンクが先行して金利を引き上げた後、ベトコムバンクもこれに追随した形となった。
背景にある金融政策の変化
ベトナムでは、2023年以降の景気刺激策として低金利政策が続いてきたが、ここにきて預金金利の上昇傾向が見られるようになった。国有銀行が相次いで金利を引き上げる背景には、預金獲得競争の激化や、今後の金融政策の方向性を見据えた動きがあると考えられる。
日本企業・投資家への影響
ベトナムに進出している日本企業や、ベトナム株式に投資している投資家にとって、金利動向は重要な指標となる。預金金利の上昇は、銀行の調達コスト増加を意味し、今後の融資金利にも影響を与える可能性がある。一方で、預金運用を行う企業にとっては、利回り改善のチャンスともなりうる。
今後、他の民間銀行も追随するかどうか、ベトナム中央銀行(国家銀行)の政策金利の動向とあわせて注視が必要である。
出典: VnExpress
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