ベトナム大手民間銀行のサコムバンク(Sacombank)が、年次株主総会の開催地を初めてフート省(Phú Thọ、ベトナム北部)に移すことが明らかになった。同行はこれまで20年連続でホーチミン市において株主総会を開催してきたが、2024年は北部の地方都市での開催という異例の決定に踏み切った。
20年ぶりの開催地変更が意味するもの
サコムバンクは1991年に設立され、ホーチミン市を本拠地とするベトナム有数の商業銀行である。株主総会は通常、本社所在地や経済の中心地で開催されるのが一般的だが、今回あえて北部のフート省を選んだ背景には、同行の地方展開戦略や北部市場への注力姿勢がうかがえる。
フート省はベトナム建国の祖とされる「フン王」(雄王)を祀る「フン廟」がある地として知られ、ベトナム人にとって精神的・歴史的に重要な土地である。毎年フン王命日には全国から参拝者が訪れる。こうした象徴的な地での開催は、同行のブランドイメージ向上や地域貢献への意志を示すものとも解釈できる。
日本企業・投資家への示唆
サコムバンクはベトナム株式市場に上場しており、外国人投資家からも注目される銘柄の一つである。今回の開催地変更は、同行が南部一極集中から脱却し、全国規模での事業拡大を目指している可能性を示唆している。日本からベトナム金融セクターへの投資を検討する際には、各行の地域戦略にも注目する価値があるだろう。
出典: VN Express
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