タインホア省、観光都市サムソンへの約12km新道路を着工──2026年夏の観光シーズン前完成目指す、総事業費1,498億ドン

Thanh Hóa: Triển khai thi công tuyến đường dài gần 12km nối ngã ba Voi với Sầm Sơn

ベトナム中北部に位置するタインホア省で、主要観光地サムソン(Sầm Sơn)へのアクセスを大幅に改善する新道路の本格着工が始まった。2026年2月25日、省人民委員会は「ゴイ(Voi)三叉路~サムソン間道路プロジェクト」の起工式を開催し、約2カ月後の4月完成を目標に工事を急ピッチで進める方針を示した。

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全長約12km、総事業費1,498億ドンの重点インフラ

本プロジェクトは全長11.74kmの都市幹線道路で、総事業費は1,498億ドン(約1,500億ドン規模)に上る。タインホア省東部の交通ネットワークを完成させる東西軸の要として位置づけられており、完成すれば国道47号線およびナムソンマー大通り(Đại lộ Nam Sông Mã)の交通負荷を大幅に軽減できる見込みだ。

なお、起点側の2.35km区間(Km0+00~Km2+351)は2014年に開通済みで、今回着工したのは残りの9.4km区間(Km2+351~Km11+743)となる。道路幅員は44mと広く、片側12mの車道、中央分離帯5m、両側7.5mの歩道に加え、排水システム、地下インフラ、街路灯、街路樹が整備される近代的な都市道路として設計されている。建設工事の契約額は438億ドンで、2026年4月の完成を目指す。

用地取得完了、夏の観光シーズンに間に合わせる

プロジェクト成功の鍵となる用地取得は既に100%完了しており、施工業者への引き渡しも済んでいる。これにより年初から全工区で同時着工が可能となった。タインホア省建設局は、基礎工事、排水設備、電気設備、街路樹植栽など各工程を並行して進め、サムソンの海水浴シーズンが本格化する前の開通を目指す。

起工式でカオ・ヴァン・クオン副省長は「本道路は省の経済社会発展にとって戦略的意義を持つ重点インフラだ」と強調。完成後は東西方向の移動時間が短縮され、ルーヴェー(Lưu Vệ)村、クアンフー(Quảng Phú)地区、ナムサムソン(Nam Sầm Sơn)地区に新たな開発空間が生まれ、大規模な都市開発や海浜リゾート投資の呼び込みが期待されると述べた。

日本企業への示唆──沿岸観光開発の潜在性

サムソンはハノイから車で約3時間の距離にあり、北部ベトナムを代表するビーチリゾートとして国内観光客に人気が高い。近年は高級ホテルやリゾート開発も進んでおり、本道路の開通でアクセスが向上すれば、観光関連投資や不動産開発が一段と活発化する可能性がある。日系企業にとっても、観光インフラ整備や沿岸都市開発への参入機会として注目に値するプロジェクトといえるだろう。

出典: Vn Economy

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