暗号資産(仮想通貨)ビットコインの基盤技術を構築した初期プログラマーの一人であるアダム・バック氏が、投資家に対して重要なメッセージを発した。同氏は「ビットコインは本質的に価格変動が激しい資産である」と指摘し、短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点での投資姿勢が不可欠であると改めて注意を喚起した。
ビットコインの「生みの親」の一人が語る本質
アダム・バック氏は、ビットコインの生みの親とされる謎の人物「サトシ・ナカモト」がビットコインのホワイトペーパー(技術仕様書)で引用した数少ない人物の一人として知られる。同氏が1997年に開発した「ハッシュキャッシュ」という技術は、ビットコインのマイニング(採掘)システムの基礎となっており、暗号資産業界では「初期アーキテクト(設計者)」として高い敬意を払われている存在だ。
現在はBlockstream社のCEOを務めるバック氏だが、今回の発言は、ビットコイン価格が乱高下を繰り返す中で、新規参入した投資家が短期的な損失に動揺する傾向が強まっていることへの警告とも受け取れる。
「ボラティリティは宿命」長期保有の姿勢を推奨
バック氏は、ビットコインの価格変動性(ボラティリティ)は同資産の本質的な特性であり、これを理解せずに投資することのリスクを強調した。伝統的な金融資産と比較して歴史が浅く、市場規模も相対的に小さい暗号資産市場では、大口投資家の売買や規制動向、マクロ経済の変化によって価格が大きく揺れ動くことは避けられない。
同氏のメッセージは明確だ。ビットコインへの投資を検討する場合は、短期的な利益を追求するのではなく、数年単位の長期的な視野を持つべきであるということである。
日本の投資家への示唆
日本においても暗号資産への関心は依然として高く、個人投資家の参入が続いている。しかし、2017年や2021年のバブル期に高値掴みをして損失を被った投資家も少なくない。ビットコインの初期設計に関わった人物からの「長期視点」という助言は、投資判断において重要な示唆を与えるものといえるだろう。暗号資産市場の成熟にはまだ時間を要するとみられ、投資家には冷静なリスク管理が求められる。
出典: VnExpress
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