ベトナムを代表するチリソースメーカー「チョリメックス・フード(Cholimex Food)」が、過去最高の業績を達成した。2025年度の税引前利益は3,550億ドンに達し、単純計算で1日あたり約10億ドンを稼ぎ出したことになる。同社の躍進は、ベトナム食品産業の成長と国際市場への進出を象徴する事例として注目を集めている。
チョリメックスとは何者か
チョリメックス・フードは、ホーチミン市に本社を置くベトナムの大手調味料メーカーである。同社の主力製品であるチリソース(ベトナム語で「トゥオンオット」)は、ベトナム国内はもちろん、日本を含むアジア各国、さらには欧米市場にも輸出されている。フォーや春巻きなどベトナム料理に欠かせない調味料として、その品質と味は高く評価されてきた。
記録的な利益の背景
同社が1日あたり約10億ドンという驚異的な利益を計上できた背景には、複数の要因がある。まず、新型コロナ禍以降の「内食需要」の定着により、家庭での調理機会が増加したことが挙げられる。また、ベトナム料理の世界的なブーム、とりわけ健康志向の高まりとともに発酵調味料への関心が高まったことも追い風となった。さらに、同社は生産設備の近代化や物流効率の改善にも投資を続けており、コスト競争力を維持している。
日本市場との関係
日本においても、ベトナム料理店の増加や在日ベトナム人コミュニティの拡大に伴い、チョリメックス製品の認知度は年々高まっている。都内のアジア食材店やオンラインショップでは、同社のチリソースを見かける機会が増えた。日本の食品メーカーや商社にとって、ベトナムの調味料市場は提携や投資の有望な対象となりつつある。
今後の展望
ベトナム食品産業は、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)やRCEP(地域的な包括的経済連携)などの自由貿易協定を活用し、さらなる輸出拡大を目指している。チョリメックスのような成功企業の存在は、ベトナム発のブランドが国際市場で競争力を持ちうることを示す好例といえるだろう。
出典: VnExpress
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