ベトナム中南部の港湾都市クイニョン(Quy Nhơn、ビンディン省)に、2026年の旧正月(テト)を祝う巨大な干支オブジェが出現し、話題を呼んでいる。上空から見ると、このオブジェ群は大きな弓の形をしており、2本の金色の矢が東海(南シナ海)に向かって放たれるようなデザインとなっている。
「丙午(ビン・ゴ)」の年を象徴する霊獣像
2026年は干支で「丙午(ビン・ゴ)」の年にあたり、ベトナム各地では馬をモチーフにした「リンバッ(Linh vật=霊獣)」と呼ばれる正月オブジェが設置される。クイニョン市(クイニョン坊)に設置された今回の作品は、単なる馬像にとどまらず、弓矢という力強いモチーフを組み合わせた独創的なデザインが特徴である。
海に向かう矢に込められたメッセージ
クイニョンは古くからチャンパ王国の重要な港として栄え、現在もベトナム中部を代表する漁業・貿易の拠点である。東海(南シナ海)を望む立地から、このオブジェには海洋国家としてのベトナムのアイデンティティと、領海への強い意識が込められていると見る向きもある。金色の矢が海に向かう構図は、地元住民や観光客にとって力強いシンボルとなっている。
観光資源としての干支オブジェ
近年、ベトナムでは各地方自治体が競うようにユニークな干支オブジェを制作し、SNSでの拡散を通じて観光誘客につなげる動きが活発化している。クイニョン市も近年、ビーチリゾートとしての開発が進んでおり、今回の話題性あるオブジェはテト期間中の観光客増加に寄与することが期待される。
考察:地方都市のブランディング戦略
ベトナムの地方都市にとって、テトの干支オブジェは単なる伝統行事の一環ではなく、都市の個性を打ち出す重要なブランディングツールとなっている。日本企業や観光業者にとっても、こうした地方都市の動向は、ベトナム国内における観光トレンドや地域振興の方向性を読み解くヒントとなるだろう。
出典: VN Express
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