ベトナム・ダナン国際空港、2050年までの大規模拡張計画が正式承認 年間旅客2,000万人・貨物33万トン体制へ

Phê duyệt Quy hoạch Cảng hàng không quốc tế Đà Nẵng thời kỳ 2021-2050

ベトナム建設省は2026年2月12日、ダナン国際空港の2021年〜2050年までの長期整備計画を正式に承認した。決定番号222/QĐ-BXDとして公布されたこの計画は、ベトナム中部地域の交通インフラ戦略における重要な転換点となる。

目次

ICAO基準4Eへの格上げと処理能力の大幅拡大

今回承認された整備計画によると、ダナン国際空港は国際民間航空機関(ICAO)の基準で「4E」等級へと格上げされる。2021年〜2030年の第1フェーズでは、年間旅客処理能力を約2,000万人、貨物取扱量を10万トンに引き上げる。さらに2050年までには貨物取扱量を年間33万トンまで拡大し、地域経済の発展需要に対応する計画である。

滑走路・誘導路・駐機場の整備内容

計画の大きな特徴は、既存の滑走路システムを維持しつつ、誘導路と駐機場を大幅に拡充する点にある。具体的には、高速離脱誘導路1本と連絡誘導路2本が新設される。駐機場については南側への拡張が予定されており、航空機の配置を最適化することで、駐機スポット数を約52カ所まで増やす方針である。

安全設備と管制システムの高度化

航空保安設備の面でも大規模な投資が計画されている。航空管制塔、航法援助施設、空港灯火システムの整備に加え、滑走路侵入自動警報システムや多点監視システムの導入が検討されている。これらは国際基準を満たす安全運航体制の構築を目指すものである。

旅客ターミナルの拡張計画

旅客サービス面では、国内線ターミナル(T1)を年間約1,400万人対応に拡張する。国際線ターミナル(T2)も改修により年間約600万人の処理能力を確保する。VIPラウンジ、貨物ターミナル、機内食供給施設なども拡充・整備される予定である。

空港長が語る地域発展への期待

ダナン国際空港のファン・キエウ・フン空港長は、今回の計画承認について「中部地域およびベトナム全体に新たな発展機会をもたらす戦略的な一歩である」と評価した。同氏は、近代的な交通インフラへの投資が投資誘致、観光・商業の発展、住民の生活水準向上に寄与するとともに、持続可能な開発目標の達成や気候変動対策へのベトナムのコミットメントを体現するものであると述べている。

日本企業への示唆

ダナンは近年、日系製造業やIT企業の進出先として注目を集めており、空港の大規模拡張は日本との人的・物的往来をさらに促進する可能性がある。特に貨物取扱能力の拡大は、サプライチェーンの多様化を図る日本企業にとって、中部ベトナムの拠点としての魅力を高める要因となりそうである。

出典: Vn Economy

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