ベトナム南部のドンナイ省人民委員会は、ホーチミン市との連結を目指す「タンヒエン橋(Cầu Tân Hiền)」の建設に向けた投資準備手続きを急ピッチで進めている。2026年3月までに投資方針提案書を完成させ、審査機関への提出を目指す方針だ。
副首相の指示を受け、ドンナイ省が主管機関に決定
2026年2月5日、政府官房はチャン・ホン・ハ副首相の指示を通達。各地方自治体からの提案を踏まえ、タンヒエン橋建設プロジェクトの主管機関としてドンナイ省人民委員会を正式に指定した。これを受け、同省は建設局、財務局、農業・環境局、省投資建設プロジェクト管理委員会、タントリエウ坊(phường Tân Triều)人民委員会に対し、プロジェクト推進に関する文書を発出した。
各部局の役割分担と手続きスケジュール
省投資建設プロジェクト管理委員会は、投資方針提案書の作成を主導する。これには事前可能性調査報告書または投資方針提案報告書の策定が含まれ、現行規定に基づき審査機関へ提出する。完了期限は2026年3月と定められている。
建設局はプロジェクトに関連する建設計画の見直し・調整・更新作業を主導し、関係自治体への指導を行う。農業・環境局は、橋梁が通過する各地域での土地利用計画の調整手続きおよび用地収用作業を担当する。財務局は、法的書類の整備と財源確保の条件が整い次第、省人民委員会に対し予算配分を上申する役割を担う。
計画概要:ドンナイ川を跨ぎ2都市を直結
計画によれば、タンヒエン橋はドンナイ川(sông Đồng Nai)を跨ぎ、ホーチミン市トゥオンタン社(xã Thường Tân)とドンナイ省タントリエウ坊を結ぶ。橋梁規模は自動車4車線、自転車・バイク用2車線を想定しており、両地域間の広域交通インフラ強化に大きく寄与することが期待される。
日系企業への示唆
ドンナイ省はホーチミン市に隣接し、多くの日系製造業が進出する工業団地が集積する地域である。タンヒエン橋の開通により物流効率が向上すれば、サプライチェーンの最適化やホーチミン市港湾・空港へのアクセス改善が見込まれる。南部経済圏のインフラ動向として、今後も注視すべきプロジェクトといえる。
出典: Vn Economy
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