ベトナム最大の国家プロジェクトの一つである「ロンタイン国際空港」建設を担う事業主体が、法定代理人の交代を発表した。同国の航空インフラ整備の行方を左右する重要な人事として注目される。
ACVが法定代理人を変更
ベトナム空港総公社(ACV=Airports Corporation of Vietnam)は、同社の法定代理人をヴー・テ・フィエット(Vũ Thế Phiệt)取締役会長から、レ・ヴァン・キエン(Lê Văn Khiên)氏に変更したことを明らかにした。
ACVはベトナム国内の主要21空港を運営する国営企業であり、同国最大の航空インフラ事業者である。今回、経営トップである取締役会長から別の幹部へ法定代理人が移管されたことは、組織運営上の何らかの変化を示唆している可能性がある。
ロンタイン国際空港とは
ロンタイン国際空港は、ホーチミン市から東へ約40キロメートル、ドンナイ省ロンタイン県に建設中の大規模国際空港である。現在、ホーチミン市の玄関口であるタンソンニャット国際空港が深刻な容量不足に直面しており、その解消を目的とした国家的プロジェクトとして位置づけられている。
総事業費は約336兆ドンとも言われ、完成すれば年間旅客処理能力1億人規模のハブ空港となる計画だ。第1期工事は2025年内の完成を目指しており、日本企業を含む多くの外国企業も関連事業に参画している。
今後の注目点
今回の法定代理人変更の背景や理由について、ACVからの詳細な説明は現時点では明らかになっていない。ベトナムでは近年、汚職撲滅キャンペーン「燃え盛る炉」の影響で、国営企業や政府機関の幹部人事が頻繁に行われる傾向にある。今回の人事がそうした流れの一環なのか、あるいは純粋な業務上の理由によるものなのか、今後の動向が注目される。
日本企業にとっても、ロンタイン空港は空港設備、建設、物流など多方面でビジネスチャンスが期待されるプロジェクトであり、事業主体の経営体制の変化には引き続き注視が必要である。
出典: VnExpress
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