ベトナム住宅ローン金利が急上昇、年6〜8%から12〜14%へ──不動産市場への影響と今後の見通し

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ベトナムの住宅ローン金利が急激な上昇局面を迎えている。これまで年6〜8%程度で推移していた金利が、短期間のうちに12〜14%へと跳ね上がっており、不動産市場や住宅購入希望者に大きな影響を与えている。

目次

金利上昇の実態

ベトナム国内の複数の銀行において、住宅購入向けローンの金利が大幅に引き上げられている。従来は年6〜8%が一般的な水準であったが、現在は12〜14%にまで上昇。わずかな期間でほぼ倍増した形だ。この急激な変動は、住宅購入を検討していた一般市民にとって、月々の返済負担が大幅に増加することを意味する。

背景にある金融政策と経済環境

ベトナムでは2022年後半から2023年にかけて、不動産バブルの抑制やインフレ対策を目的とした金融引き締め政策が実施された経緯がある。その後、景気刺激のため一時的に低金利政策へと転換したが、ここにきて再び金利上昇の動きが顕著となっている。銀行側の資金調達コスト上昇や、不良債権リスクへの警戒感が背景にあるとみられる。

不動産市場と日系企業への影響

住宅ローン金利の急上昇は、活況を取り戻しつつあったベトナムの不動産市場に冷や水を浴びせる可能性がある。特にホーチミン市やハノイ市といった大都市圏では、中間層の住宅需要が旺盛であったが、今後は購入を見送る動きが広がることも予想される。ベトナムで不動産開発や住宅関連事業に携わる日系企業にとっても、販売計画の見直しを迫られる局面が訪れるかもしれない。

今後の見通し

ベトナム国家銀行(中央銀行)の金融政策や、各商業銀行の経営判断次第では、金利水準がさらに変動する可能性もある。住宅購入を検討している方は、複数の銀行の金利条件を比較検討し、固定金利期間の長さなども慎重に見極める必要があるだろう。

出典: VN Express

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