ベトナムのグエン・ホア・ビン常任副首相が、同国が推進する国際金融センター構想について、成功に不可欠な5つの核心要素を提示した。中でも「人材」が決定的な役割を果たすと強調し、金融分野における高度人材の育成・確保が最重要課題であるとの認識を示した。
副首相が示した金融センター構築の5つの柱
グエン・ホア・ビン常任副首相は、ベトナムが目指す国際金融センターの基盤構築において、5つの核心的要素が必要であると述べた。その中で、人材(ニャンルック)こそが最も重要な要素であり、センターの成否を左右する「鍵」であると位置づけた。
ベトナム政府は現在、ホーチミン市とダナン市を拠点とした国際金融センターの設立を国家的優先事業として推進している。2024年末には関連法案が国会で可決され、2025年以降の本格的な整備開始に向けた準備が加速している。
なぜ「人材」が決定的要素なのか
国際金融センターの競争力は、最終的にはそこで働く金融専門家の質と量に依存する。シンガポールや香港といったアジアの既存金融ハブは、世界中から優秀な人材を惹きつける制度・環境を整備することで発展を遂げてきた。ベトナムが後発として参入するにあたり、国内人材の育成に加え、海外からの高度人材誘致を可能にする規制緩和や税制優遇措置の設計が急務となっている。
現状、ベトナム国内では国際基準の金融実務経験を持つ人材が不足しており、この課題を克服できるかどうかが構想の実現可能性を大きく左右する。
日本企業への示唆
ベトナムの金融センター構想は、日本の金融機関や関連サービス企業にとっても新たなビジネス機会となり得る。人材育成分野での協力や、日系金融機関の拠点設置、フィンテック分野での連携など、多様な展開が考えられる。今後の政策詳細や進捗状況に注目が集まる。
出典: VN Express
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