2026年3月5日、ベトナムのチャン・タイン・マン国会議長がドンナイ省で開催された「フンロー2号線(Hương Lộ 2)」プロジェクトの始動式典に出席した。同プロジェクトは、ホーチミン市〜ロンタイン〜ザウザイ高速道路と接続する重要な幹線道路であり、2026〜2031年任期の第16期国会議員および各級人民評議会議員選挙を祝賀する記念事業として位置づけられている。
総投資額約5,900億ドン、8車線の幹線道路を整備
フンロー2号線建設プロジェクトは、2025年11月10日付の省人民評議会決議第37号で投資方針が承認された。全長9.4キロメートル超、幅員60メートル、完成時8車線の規模で建設される計画で、総投資額は約5,900億ドンに上る。
プロジェクトは2つのサブプロジェクトに分けて実施される。第1サブプロジェクトは補償・支援・移転業務で、投資額は約573億ドン。ドンナイ省の公共投資資金を活用し、2025年から2028年にかけて実施される。事業主体はドンナイ省土地開発センターが担う。
用地収用面積は約55.33ヘクタールで、内訳はタムフォック坊(phường Tam Phước)が約5.04ヘクタール、アンフォック社(xã An Phước)が約50.29ヘクタールとなっている。住民の移転が発生しないため、再定住地の整備は行われない。
第2サブプロジェクトは道路本体の建設で、投資額は5,300億ドン超。官民連携(PPP)方式で実施される。
ドンナイ省知事「用地解放の遅れを許さない」
式典で発言したドンナイ省人民委員会のグエン・バン・ウット主席は、フンロー2号線プロジェクトは省党委員会決議を具体化した証しであり、波及効果の大きいインフラ投資に資源を集中させる省の強い政治的決意を示すものだと強調した。
さらに、2026年9月2日までに投資家へ全用地を引き渡すことを目標に掲げ、「フンロー2号線の補償プロジェクトを2026年のモデル事業として、今後の重点交通インフラ事業に展開し、用地解放が建設事業のボトルネックとならないようにする」と述べた。
日本企業への示唆
ドンナイ省はホーチミン市近郊に位置し、日系企業を含む多数の製造業が集積する工業地帯である。ロンタイン国際空港の建設が進む中、今回のフンロー2号線整備は周辺地域のアクセス向上と物流効率化に寄与する。PPP方式の採用は、今後ベトナムのインフラ投資に関心を持つ外国企業にとっても参入機会となり得る。
出典: Vn Economy
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