ベトナムの有力複合企業タコグループ(Thaco)が、ホーチミン市の新都心トゥーティエム地区と建設中のロンタイン国際空港を結ぶ鉄道路線を、2030年までに完成させる計画を明らかにした。同社傘下で投資・建設を担当するダイクアンミン社(Đại Quang Minh)が今年中に着工する予定であり、ベトナムにおける民間主導の大型インフラ開発として注目を集めている。
プロジェクトの概要
今回発表された計画によると、タコグループは子会社のダイクアンミン社を通じて、トゥーティエム〜ロンタイン空港間の鉄道建設プロジェクトを推進する。トゥーティエムはホーチミン市中心部のサイゴン川東岸に位置する新興開発地区で、高層ビルや商業施設の建設が進む注目のエリアである。一方、ロンタイン国際空港は隣接するドンナイ省で建設が進められており、ベトナム南部の新たな空の玄関口として2026年以降の段階的開業が予定されている。
タコグループとは
タコグループ(Trường Hải Auto Corporation)は、自動車製造・販売を中核事業とするベトナム有数のコングロマリットである。現代自動車やKIA、マツダ、プジョーなど多くの海外ブランドの組立・販売を手がけるほか、近年は不動産開発やインフラ投資事業にも積極的に進出している。傘下のダイクアンミン社はトゥーティエム地区の開発を長年担ってきた実績があり、今回の鉄道プロジェクトもその延長線上に位置づけられる。
ベトナム経済と日本企業への示唆
ベトナムでは近年、経済成長に伴う交通インフラの整備が喫緊の課題となっている。特にホーチミン市周辺では慢性的な交通渋滞が深刻化しており、都市鉄道や空港アクセスの改善が急務である。ロンタイン空港が本格稼働すれば、日本企業を含む外資系企業の物流・人流に大きな影響を与えることは必至だ。民間企業主導の鉄道建設が予定通り進めば、ベトナムにおける官民連携(PPP)モデルの新たな成功例となる可能性がある。
出典: VnExpress
いかがでしたでしょうか。今回のベトナム民間鉄道建設プロジェクトについて、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。この記事が参考になったら、ぜひXでシェアしていただけると嬉しいです。より多くの方にベトナム投資の魅力を伝えたいと思っています。
【noteメンバーシップのご案内】
より詳細なベトナムの経済ニュース解説や企業の投資分析、現地からのリアルタイム情報をお求めの方は、ぜひメンバーシップへのご参加をご検討ください。
https://note.com/gonviet/membership












コメント