ベトナムで旧正月(テト)を迎えるにあたり、今年は「1分(ファン)の金」を使ったお年玉(リーシー)が人気を集めている。特に財神(タンタイ)をかたどったデザインの純金が、資産価値と美観を兼ね備えた贈り物として注目されている。
ベトナムの「リーシー」文化とは
ベトナムでは旧正月に「リーシー(lì xì)」と呼ばれるお年玉を贈る習慣がある。日本のお年玉と同様、年長者から子どもへ、あるいは親族・知人間で幸運を願って渡されるものである。従来は赤い封筒に現金を入れて渡すのが一般的だったが、近年はインフレや金価格の上昇を背景に、より資産性の高い贈り物が好まれる傾向にある。
「1分の金」とは何か
ベトナムの金取引では伝統的に「分(ファン)」という単位が使われる。1分は約3.75グラムに相当し、日本の1匁(もんめ)とほぼ同じ重さである。1分の金は手頃なサイズで、贈答用として扱いやすいことから、テトの時期に需要が高まる。特に今年は、財神をモチーフにした縁起の良いデザインが多くの購入者に支持されている。
金を贈る理由——資産価値と文化的意味
金はベトナムにおいて古くから富と繁栄の象徴とされてきた。銀行預金よりも金の現物保有を好む国民性があり、結婚式や祝い事でも金のアクセサリーを贈る文化が根付いている。財神デザインの金は、商売繁盛や金運上昇を願う意味も込められており、単なる贈り物を超えた「縁起物」としての価値を持つ。
日本との比較と考察
日本ではお年玉といえば現金が主流だが、ベトナムでは金という実物資産を贈る傾向が強まっている点が興味深い。世界的な金価格の高騰が続く中、ベトナムの消費者が「貯蓄」と「贈答」を兼ねた選択をしている様子がうかがえる。日本企業がベトナム市場で宝飾品や贈答品ビジネスを展開する際には、こうした文化的背景を理解することが重要となるだろう。
出典: VN Express
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