ベトナム最大の富豪として知られるファム・ニャット・ヴオン(Phạm Nhật Vượng)氏が率いる2つの企業が合併を完了し、同国で最も多様な交通・運輸ソリューションを提供する企業体が誕生した。2026年2月28日、GSM(グリーン・アンド・スマート・モビリティ)がGF(グリーンフィード)の吸収合併を完了したと発表された。
合併の概要と新生GSMの位置づけ
今回の合併により、GSMはベトナム国内において最も多様な交通・運輸ソリューションを提供する企業へと生まれ変わった。GSMはもともとビングループ(Vingroup、ベトナム最大のコングロマリット)傘下でEVタクシーサービスやライドシェア事業を展開してきた企業である。GFとの統合により、事業領域のさらなる拡大が見込まれる。
ファム・ニャット・ヴオン氏とは
ファム・ニャット・ヴオン氏は、ベトナムの電気自動車メーカー「ビンファスト(VinFast)」の創業者としても世界的に知られる実業家である。不動産開発からスタートしたビングループを、自動車、スマートフォン、病院、学校、リゾート開発まで手掛ける巨大複合企業に育て上げた。近年はEVと持続可能なモビリティ分野への投資を加速させており、今回の合併もその戦略の一環と位置づけられる。
日本企業・投資家への示唆
ベトナムでは政府主導でEV普及政策が進められており、ビンファストを中心としたEVエコシステムの構築が急ピッチで進んでいる。GSMの事業拡大は、充電インフラ、バッテリー関連技術、物流・配送サービスなど、日本企業にとっても協業や投資の機会が広がる可能性を示唆している。ベトナムの交通・モビリティ市場の動向は、今後も注視が必要である。
出典: VN Express
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