ベトナムのワクチン流通最大手であるVNVC(Vietnam Vaccine Joint Stock Company)が、2025年に大きな飛躍を遂げた。同社は2,500億ドン(約2,500億ドン)を超える大規模投資により、国内にワクチン製造工場の建設を開始。さらに、複数の新型ワクチンをベトナム国内に導入し、国民が先進的なワクチンや生物学的製剤にアクセスできる道を大きく切り開いた。
VNVCとは何か──ベトナムのワクチン市場を牽引する存在
VNVCは2017年に設立されたベトナム初の民間ワクチン流通企業である。全国に200か所以上のワクチン接種センターを展開し、ベトナム国民へのワクチン普及に大きく貢献してきた。特に新型コロナウイルスのパンデミック時には、政府と連携してワクチン確保・接種事業を推進し、その存在感を一気に高めた。
2,500億ドン超の工場建設──国産化への布石
今回着工が発表されたワクチン工場は、総投資額が2,500億ドンを超える大型プロジェクトである。これまでベトナムは多くのワクチンを輸入に依存してきたが、本工場の稼働により、国内生産能力の強化が期待される。ワクチンの安定供給体制の構築は、公衆衛生の観点からも極めて重要な意味を持つ。
新型ワクチンの導入で国民の選択肢が拡大
VNVCは2025年、複数の新型ワクチンをベトナム市場に導入した。これにより、これまで海外でしか接種できなかった先進的なワクチンや生物学的製剤が、ベトナム国内でも利用可能となった。特に予防医療の充実を求める中間層の増加を背景に、高品質なワクチンへの需要は今後も高まると見られる。
日本企業・投資家への示唆
ベトナムのヘルスケア市場は、経済成長と人口約1億人の内需を背景に急拡大している。VNVCの積極投資は、同国における医療インフラ整備の加速を象徴するものであり、日本の製薬企業や医療機器メーカーにとっても、ベトナム市場への参入や協業を検討する好機といえるだろう。
出典: VN Express
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