ベトナム南中部に位置するラムドン省は2025年3月4日、ファンティエット民間空港の建設投資家として、Sun Group傘下のファンティエット・サン空港有限会社を正式に承認した。総投資額は3,800億ドンを超える大型プロジェクトとなる。
入札法に基づく厳正な審査を経て決定
ラムドン省人民委員会は決定書720号を発行し、Sun Groupを投資家として承認した。この決定は、入札法および関連法規に基づく入札書類の評価・審査プロセスを経て下されたものである。ベトナムでは近年、インフラ整備への民間参入が加速しており、今回の決定もその流れに沿ったものだ。
ムイネー観光の「発射台」として期待
ファンティエット空港が完成・稼働すれば、世界的に有名なリゾート地であるムイネー(Mũi Né)への移動時間が大幅に短縮される。これまで陸路で数時間かかっていたアクセスが改善され、国内外からの直接接続が可能になる見込みだ。ラムドン省の観光産業にとって「発射台」となることが期待されている。
地域経済への波及効果
同プロジェクトは、リゾート・商業・不動産分野への大規模投資を呼び込む原動力となり、地元に多くの雇用を創出すると見られている。さらに、南中部地域の航空ネットワークにおいて戦略的な役割を担い、周辺地域や国際都市との連携強化にも貢献する。
Sun Groupの航空分野での実績
Sun Group(サン・グループ、ベトナム大手複合企業)は、2018年にベトナム初の民間国際空港であるヴァンドン国際空港を開港・運営しており、国家航空インフラへの民間参入の先駆けとなった。
また、同グループはコンダオ空港(2021〜2030年計画、2050年ビジョン)の規画策定を提案し、2025年5月26日に建設省が受理を承認。さらに2026年初頭には、アンザン省の要請を受け、ラックザー空港の規画策定支援も建設省に受理された。これらは観光地の航空インフラ整備に向けた方向性を示す取り組みである。
日本企業への示唆
ベトナムでは民間資本による空港整備が着実に進んでおり、日本企業にとってもインフラ関連機材・サービス、観光開発、不動産投資などの分野で商機が広がっている。特に南中部沿岸地域は、日本人観光客にも人気のリゾートエリアであり、今後の動向が注目される。
出典:Vn Economy
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