ベトナムの大手エネルギー企業VinEnergo(ビンエネルゴ)が、米国の電力機器大手GE Vernova(GEベルノバ)と戦略的パートナーシップを締結した。両社は、北部の主要港湾都市ハイフォンで計画中のLNG(液化天然ガス)火力発電プロジェクト第1期において協力する。
プロジェクトの概要
今回の提携により、GE Vernovaは同プロジェクトに最新鋭のガスタービン「9HA.02」および発電機「H78」を供給する。第1期の発電容量は1,600MWに達する見込みで、ベトナム国内でも最大級のLNG火力発電所となる。
VinEnergoは、ベトナム最大手のコングロマリットであるビングループ(Vingroup)傘下のエネルギー部門を担う企業である。同グループは不動産開発や自動車(VinFast)、小売、医療など多角的な事業を展開しており、近年はエネルギー分野への投資を加速させている。
ハイフォンの戦略的重要性
プロジェクトの立地であるハイフォンは、首都ハノイから約100km東に位置するベトナム第3の都市であり、北部最大の国際港を擁する。工業団地が集積し、日系企業を含む多くの外資系製造業が進出している。電力需要の急増に伴い、安定した電源確保が喫緊の課題となっていた。
GE Vernovaの技術力
GE Vernovaは、2024年に米ゼネラル・エレクトリック(GE)から分社化されたエネルギー専業企業である。9HA.02ガスタービンは、同社の最新世代の大型ガスタービンであり、高効率かつ低排出ガスを実現する技術として世界的に評価が高い。
日本企業への示唆
ベトナムは2050年のカーボンニュートラル達成を目標に掲げており、石炭火力から天然ガスや再生可能エネルギーへの移行を進めている。今回のプロジェクトは、その移行期における基幹電源としてLNG火力が重視されていることを示している。日本のエネルギー関連企業やプラントメーカーにとっても、今後のベトナム市場参入の好機となり得る。
出典: VN Express
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