ベトナム発「Xanh SM」がアジア太平洋地域の最優秀EV配車アプリに選出──急成長するビングループのモビリティ事業が国際的評価を獲得

Xanh SM nhận vinh danh Ứng dụng gọi xe điện xuất sắc

ベトナム発の電気自動車(EV)配車アプリ「Xanh SM(サイン・エスエム)」が、アプリ市場調査大手Sensor Tower(センサータワー)主催の「Sensor Tower APAC Awards 2025」において、アジア太平洋地域における「最優秀EV配車アプリ(Outstanding Electric Vehicle Ride-Hailing App)」として表彰された。ベトナム企業のモビリティサービスが国際的な舞台で評価を受けたことは、同国のEVシフトとスタートアップ・エコシステムの成熟を象徴する出来事である。

目次

Xanh SMとは何か──ビングループが手がけるEVライドシェア

Xanh SMは、ベトナム最大手のコングロマリットであるビングループ(Vingroup)傘下のグリーンモビリティ企業「GSM(Green and Smart Mobility)」が運営する配車サービスである。2023年4月にサービスを開始し、わずか2年足らずで国内最大級のEV配車プラットフォームへと成長した。

同サービスの最大の特徴は、使用車両がすべてビングループ傘下のEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」製の電気自動車である点だ。ガソリン車を一切使用しない「100%電動」のコンセプトを掲げ、都市部の大気汚染対策やカーボンニュートラル推進に寄与するサービスとして注目を集めている。

Sensor Tower APAC Awards 2025での受賞

Sensor Towerは、モバイルアプリのダウンロード数や売上、ユーザーエンゲージメントなどを分析する世界的なデータプラットフォームである。同社が主催するAPAC Awards 2025は、アジア太平洋地域で優れた成長やイノベーションを見せたアプリを表彰するもので、業界関係者から高い注目を集める賞である。

Xanh SMは、急速なユーザー獲得と市場浸透、EVに特化した独自のビジネスモデルが評価され、今回の受賞に至った。東南アジアでは、GrabやGojekといった既存大手が市場を支配するなか、EV専業という差別化戦略で存在感を示したことが高く評価されたとみられる。

ベトナムのEV市場と日本企業への示唆

ベトナム政府は2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、EVの普及は国家戦略の柱の一つとなっている。VinFastは北米市場への進出も果たし、ベトナム発のグローバルEVブランドとしての地位を築きつつある。

日本企業にとっては、ベトナムのEV関連インフラやモビリティサービス分野が新たなビジネス機会となる可能性がある。充電インフラの整備、バッテリー技術、部品サプライチェーンなど、協業の余地は広い。Xanh SMの国際的評価は、ベトナムがもはや「生産拠点」にとどまらず、「イノベーションの発信地」へと変貌しつつあることを示している。

出典: VnExpress

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