ベトナム国家証券委員会(SSC)は、株価操縦行為および他者への口座貸与による違法取引に関与したとして、17名の個人に対し2年間の証券取引禁止処分を下した。近年、ベトナム証券市場では不正取引の摘発が相次いでおり、当局による市場監視の強化姿勢が改めて示された形である。
処分の詳細と違反行為の内容
今回処分を受けた17名は、特定の銘柄に対する株価操縦(マーケット・マニピュレーション)を行ったほか、自身の証券口座を第三者に貸し出し、その口座を通じて同様の不正行為を実行させていたとされる。ベトナムの証券取引法では、これらの行為は市場の公正性を損なう重大な違反として厳しく取り締まられている。
背景:急成長する市場と不正リスク
ベトナム証券市場は、経済成長を背景に個人投資家の参入が急増しており、2020年代に入ってからは新規口座開設数が過去最高を更新し続けている。一方で、市場の急拡大に伴い、株価操縦やインサイダー取引といった不正行為も目立つようになった。2022年にはFLCグループ会長による大規模な株価操縦事件が発覚し、社会的な関心を集めた経緯がある。
日本企業・投資家への示唆
ベトナム株式市場への投資を検討する日本の投資家にとって、今回の摘発は市場の透明性向上に向けた当局の取り組みを示すポジティブなシグナルとも捉えられる。しかし同時に、投資先企業のガバナンスや取引の健全性について、引き続き慎重な調査が求められる状況でもある。市場の成熟度を見極めながら、リスク管理を徹底することが重要だ。
出典: VN Express
いかがでしたでしょうか。今回のベトナム証券市場における不正取引摘発について、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。この記事が参考になったら、ぜひXでシェアしていただけると嬉しいです。より多くの方にベトナム投資の魅力を伝えたいと思っています。
【noteメンバーシップのご案内】
より詳細なベトナムの経済ニュース解説や企業の投資分析、現地からのリアルタイム情報をお求めの方は、ぜひメンバーシップへのご参加をご検討ください。
https://note.com/gonviet/membership












コメント