ベトナムの農業セクターに大きな転換期が訪れている。2025年、同国を代表する農業大手企業が相次いで過去最高益を記録し、業界全体の力強い成長を印象づけた。
ダバコとHAG、記録的な利益を計上
ベトナム農業界の「大物」と称される企業群が、2025年に軒並み好業績を達成した。畜産・飼料大手のダバコ(Dabaco)は1,500億ドンを超える利益を計上。一方、ホアンアインザーライ・グループ(HAG、ベトナム中部高原地帯を拠点とする大手農業・不動産企業)は2,243億ドンの利益を記録し、これは同社の創業以来、最高水準となった。
ベトナム農業セクターの構造転換
これらの好業績は、ベトナム農業セクターが単なる一次産業から、高付加価値型のアグリビジネスへと変貌を遂げつつあることを示している。特にHAGは、かつて不動産開発で知られていたが、近年は果樹栽培や畜産事業に経営資源を集中させ、事業再編を進めてきた。その戦略が実を結んだ形である。
ダバコもまた、北部地域を中心に養豚・飼料事業を展開し、国内の食肉需要の拡大を追い風に成長を続けている。
日本企業への示唆
ベトナムの農業市場は、日本企業にとっても有望な投資・提携先として注目度が高まっている。人口約1億人を抱えるベトナムでは、中間層の拡大に伴い、食の安全や品質への関心が急速に高まっており、日本の農業技術や食品加工ノウハウへの需要は今後さらに増加すると見込まれる。今回の農業大手の躍進は、同国アグリビジネスの投資妙味を改めて示したといえるだろう。
出典: VN Express
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