ベトナム国内の金塊(ゴールドバー)価格が急騰し、1両(約37.5グラム)あたり1億8,700万ドンを突破した。これは過去1週間で最高値となり、前日比で100万ドンの上昇を記録した形だ。さらに注目すべきは、国際金価格との価格差が2,200万ドン以上に拡大している点である。
価格高騰の背景
ベトナムでは長年、金が資産保全の重要な手段として国民に広く支持されてきた。特に経済的不安定な時期や通貨価値の変動が懸念される局面では、「安全資産」としての金への需要が急増する傾向がある。今回の価格上昇も、世界経済の不透明感やドン安傾向を背景に、国内投資家の金への逃避需要が高まったことが一因と見られる。
国際価格との大幅な乖離が示すもの
ベトナム国内の金価格が国際価格を2,200万ドン以上も上回っている現状は、同国特有の構造的問題を浮き彫りにしている。ベトナムでは金の輸入に厳格な規制が敷かれており、国内供給が制限されることで価格が高止まりしやすい。ベトナム国家銀行(中央銀行)は過去にも価格安定化のためにSJC金塊の入札販売を実施してきたが、需給ギャップの解消には至っていない。
日本企業・投資家への影響
ベトナムで事業を展開する日本企業にとって、金価格の高騰は現地の消費者心理やインフレ動向を読み解く重要な指標となる。金への資金流入が加速すれば、不動産や消費財への支出が抑制される可能性もあり、市場動向を注視する必要があるだろう。
出典: VN Express
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