祭りの後に役目を終えたクリスマスツリーが、海岸浸食を防ぐ「天然の防波堤」として第二の人生を歩み始めた。ベトナムで実施されたこのユニークな環境保全プロジェクトが、持続可能な資源活用のモデルケースとして注目を集めている。
廃棄ツリー2,000本を「防衛ライン」に転用
クリスマスや年末年始のホリデーシーズン終了後、大量に廃棄される運命にあったモミの木(通称:クリスマスツリー)約2,000本が回収され、沿岸部の砂丘保護に再利用されることとなった。これらの木々は海岸線に沿って設置され、「防衛ライン」として波の浸食から砂丘を守る役割を担う。
期待される複合的な環境効果
この取り組みには複数の環境メリットがある。第一に、波のエネルギーを吸収・分散させることで砂丘の浸食を防止する。第二に、廃棄物として焼却や埋め立て処分されるはずだった有機資源を有効活用できる。そして第三に、設置されたツリーの周囲には砂が堆積し、やがて野生動物の生息環境が形成されることが期待されている。小動物や昆虫、鳥類などにとっての新たな棲み処となる可能性がある。
日本企業へのヒントと考察
ベトナムでは近年、環境意識の高まりとともに、こうした創造的なリサイクル・アップサイクルの取り組みが増加している。日本企業にとっても、ベトナムでの事業展開においてESG(環境・社会・ガバナンス)の観点を重視する姿勢は、現地社会からの信頼獲得に直結するだろう。「捨てれば廃棄物、活かせば資源」という発想は、循環型経済を目指す世界的潮流とも合致しており、今後さらに広がりを見せる可能性がある。
出典: VN Express
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