アフリカ南部のジンバブエで、今年のバレンタインデーに異例の贈り物がトレンドとなっている。米ドル紙幣を折りたたんで花の形に仕立てた「キャッシュフラワー」が、生花に代わる人気ギフトとして注目を集めているのだ。
ハイパーインフレの歴史が生んだ「実用的なロマンス」
ジンバブエは2000年代後半、天文学的なハイパーインフレを経験し、自国通貨ジンバブエ・ドルが事実上崩壊した歴史を持つ。現在も経済の不安定さから、国内では米ドルが広く流通しており、国民にとって「確実に価値のある通貨」として信頼されている。
こうした背景から、枯れてしまう生花よりも、実際に使える米ドル紙幣で作られた花束の方が「実用的かつロマンチック」として支持を集めているという。贈られた側は花を「解体」すれば、そのまま現金として使用できる点が最大の魅力だ。
生花との競争──価格帯と人気
今年のバレンタインシーズン、ジンバブエの花屋や露店では、キャッシュフラワーが生花と並んで陳列され、消費者の選択肢として定着しつつある。経済的な不確実性が続く同国において、「愛情表現」と「経済的支援」を同時に実現できるギフトとして、今後もこのトレンドは続く可能性がある。
日本との視点で考える
日本では考えにくい光景だが、通貨への信頼度や経済状況がギフト文化にまで影響を与える好例といえる。新興国・途上国への投資やビジネス展開を考える際、その国の通貨事情や消費者心理を理解することの重要性を改めて示すニュースである。
出典: VnExpress
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