ベトナム最大の祝祭「テト」(旧正月)を目前に控えた2026年2月16日深夜から17日未明にかけて、ハノイ最大の花市場として知られる「クアンアン花市場」が買い物客で溢れかえった。旧暦28日の夜から29日の明け方にかけて、市場の内外は花を求める人々で埋め尽くされ、年末の華やかな光景が広がった。
クアンアン花市場とは
クアンアン花市場は、ハノイ市タイホー区(西湖区)に位置するベトナム最大級の生花卸売市場である。西湖(ホータイ)のほど近くに立地し、ハノイ市民のみならず近郊の省からも業者や一般客が訪れる。通常は深夜から早朝にかけて取引が行われる卸売市場だが、テト前の時期は終日にわたり活況を呈する。
テトと花の深い関係
ベトナムでは、テトに花を飾ることが伝統的な風習として根付いている。北部では黄色い花を咲かせる「マイ・バン」(北部梅)や桃の花(ホアダオ)、南部では「マイ・ヴァン」(南部梅)が定番とされる。これらの花は繁栄や幸福を象徴し、家庭や店舗の玄関に飾られることで新年を迎える準備が整う。クアンアン市場には、こうした伝統的な花々に加え、菊やユリ、バラなど多種多様な生花が全国各地から集まってくる。
日本との文化的共通点
日本でも正月に門松や生け花を飾る習慣があるように、ベトナムのテトにおける花飾りは、新年を清らかな気持ちで迎えたいという人々の願いの表れである。近年は日本人観光客や在住者がこの時期にクアンアン市場を訪れ、ベトナムの年末風情を体感するケースも増えている。
今後の展望
テト期間中のベトナムは、帰省や旅行で国内の移動が活発化する。花市場の賑わいは、ベトナム経済の底堅い個人消費を象徴する光景ともいえる。日系企業にとっても、テト商戦はベトナム市場を理解するうえで重要な観察ポイントとなる。
出典: VN Express
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