ベトナムのホーチミン証券取引所(HoSE)に新規上場した大型IPO銘柄が、軒並み株価を下げている。投資家心理の慎重化と、一部銘柄の割高な初値設定が主な要因として指摘されている。
「爆弾級」銘柄も例外なく調整局面へ
ベトナムの証券市場では、注目度の高い大型IPO銘柄を「爆弾級(bom tấn)」と呼ぶことがある。市場に大きなインパクトを与えるとの期待からだ。しかし、最近HoSEに上場したこれらの「爆弾級」銘柄は、期待とは裏腹に上場後すぐに株価が大幅調整する展開となっている。
下落の背景にある2つの要因
専門家らは、株価下落の主な原因として2点を挙げている。第一に、世界経済の不透明感やベトナム国内の金利動向を受け、投資家がリスク回避姿勢を強めていることだ。新興国株式への資金流入が鈍化する中、新規上場株への積極的な買いが控えられている。
第二に、一部銘柄の公開価格や初値が投資家の期待値を上回る水準に設定されていた点が挙げられる。高いバリュエーションで上場した銘柄ほど、その後の調整幅も大きくなる傾向がみられる。
日本企業・投資家への示唆
ベトナム株式市場は、日本の個人投資家や機関投資家からも注目を集めてきた成長市場である。しかし、今回の大型IPO銘柄の下落は、高成長期待だけで投資判断を行うリスクを改めて示している。新規上場株への投資にあたっては、業績の実態やバリュエーション水準を冷静に見極める姿勢が求められるだろう。
出典: VnExpress
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