ベトナム国内の金価格が急落した。9日朝、金地金(ミエン)および指輪型金(ニャン・チョン)の価格が1ルン(約37.5グラム)当たり250万ドン下落した。国際金価格の下落に連動した動きだが、国内価格と国際価格の乖離は依然として1ルン当たり2,100万ドンを超える高水準にとどまっている。
国際相場との連動で下落も、構造的な価格差は解消されず
今回の価格下落は、国際金市場の動向を反映したものである。世界的な金価格の調整局面を受け、ベトナム国内でも金地金と指輪型金の両方が同幅で値下がりした。しかし、注目すべきは国内外の価格差が2,100万ドン以上と依然として大きい点である。
ベトナムでは金の輸入が国家銀行(中央銀行)によって厳しく規制されており、供給が限定的なため、国内価格が国際相場を大幅に上回る「プレミアム」が恒常的に発生している。この価格差は、ベトナム特有の金市場構造を如実に示している。
ベトナムにおける金投資の特殊性
ベトナムでは伝統的に金が資産保全の手段として重視されており、特に旧正月(テト)や結婚式などの慶事では金製品の需要が高まる。また、不動産取引の際に金建てで価格が表示されることも珍しくない。こうした文化的背景から、金価格の変動は一般市民の関心事となっている。
今後の見通しと日本企業への影響
金価格の乖離が続く限り、ベトナムでの金関連ビジネスや、現地での資産運用を検討する日本企業・駐在員にとっては注意が必要である。為替リスクに加え、金市場特有の規制リスクも考慮すべき要素となる。
出典: VN Express
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