ベトナム株式市場が激震に見舞われた。ホーチミン証券取引所の代表的指数であるVN-Indexが100ポイント以上の急落を記録し、1,665ポイントを割り込む展開となった。石油ガス関連銘柄を除くほぼ全セクターで投資家による投げ売りが発生し、市場は一時パニック状態に陥った。
投資家心理が一斉に悪化、石油ガス以外は総崩れ
今回の急落で特徴的なのは、石油ガスセクターのみが売り圧力を免れた点である。エネルギー価格の高止まりや地政学的リスクの高まりを背景に、同セクターは相対的な安全資産として買いが入った可能性がある。一方で、銀行、不動産、製造業など他のセクターは軒並み大幅安となり、投資家のリスク回避姿勢が鮮明となった。
VN-Indexは近年、1,200ポイント台から1,300ポイント台で推移する時期が長く続いていたが、このところの上昇相場で1,700ポイント台まで回復していた。今回の急落により、直近の上昇分の大半が吹き飛んだ格好である。
日本企業・投資家への影響
ベトナム市場に投資する日本の機関投資家や個人投資家にとって、今回の急落は注視すべき事態である。ベトナムは「チャイナ・プラスワン」戦略の恩恵を受け、製造業を中心に日系企業の進出が加速している。株式市場の不安定化が実体経済や企業の資金調達環境に波及するかどうか、今後の動向を見極める必要がある。
ベトナム政府は外国人投資家の呼び込みに積極的であり、市場の透明性向上や規制緩和を進めてきた。今回のような急落局面で当局がどのような対応を取るかも、中長期的な投資判断の材料となるだろう。
出典: VnExpress
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