テト商戦の新トレンド:24金コーティングの「プリンセス蘭」が数百万ドン、富裕層の贈答品として人気急上昇

ベトナムで旧正月(テト)を控え、24金(24K)でコーティングされた高級蘭「プリンセス蘭(Lan công chúa)」が富裕層を中心に人気を集めている。オーダーメイドのデザインと限定生産という希少性から、1枝あたり数百万ドン(日本円で数万円相当)という高値で取引されており、正月飾りや贈答品として注目を浴びている。

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24金を纏う「プリンセス蘭」とは

プリンセス蘭は、生花または造花の蘭に24金の薄い金箔をコーティングした装飾品である。ベトナムでは蘭は古くから高貴さと繁栄の象徴とされ、テト期間中の室内装飾には欠かせない花の一つだ。今回話題となっている商品は、顧客ごとにカスタマイズされたデザインが施され、生産数量も限定されているため、富裕層や企業経営者の間で「特別な贈り物」として支持を集めている。

テト商戦と「金」へのこだわり

ベトナム人にとって金は単なる貴金属ではなく、幸運・富・繁栄をもたらす縁起物として深く信仰されている。特にテト期間中は、金製品や金色のアイテムを贈り合う習慣があり、近年はその傾向が一層顕著になっている。経済成長とともに中間層・富裕層が拡大するベトナムでは、従来の金貨や金のアクセサリーに加え、こうした「実用性と装飾性を兼ね備えた金製品」への需要が高まっている。

日本企業・投資家への示唆

この現象は、ベトナムの消費市場が「量」から「質」へ、さらには「希少性」や「ストーリー性」を重視する段階へと移行しつつあることを示している。日本企業にとっては、高付加価値商品やカスタマイズ可能な製品・サービスの展開において、ベトナム富裕層市場が有望なターゲットとなり得ることを意味する。伝統文化と現代の消費トレンドが交差するベトナム市場の動向は、今後も注視に値するだろう。

出典: VnExpress

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