ベトナムの金市場で、金地金(ゴールドバー)の価格が1両(約37.5グラム)あたり1億8100万ドン(日本円で約108万円)に達し、過去最高水準を更新した。国際金価格と比較して約2300万ドン(約14万円)もの乖離が生じており、ベトナム国内の金市場の特殊性が改めて浮き彫りとなっている。
記録的高値の背景
ベトナムでは、金は伝統的に「安全資産」として根強い人気を持つ。テト(旧正月)直後のこの時期は、結婚式シーズンや投資需要が重なり、例年金の需要が高まる傾向にある。加えて、ベトナムドンの対ドル為替レートの不安定さから、資産防衛として金を購入する国民が後を絶たない。
ベトナム政府は2012年以降、金地金の輸入を厳しく制限しており、国内供給量が限られている。この規制により、国内金価格は国際相場から大きく乖離する「プレミアム」が常態化している。今回の23%を超えるプレミアムは、市場の需給逼迫を如実に示している。
ベトナム中央銀行の対応
ベトナム国家銀行(中央銀行)は、金価格の高騰を抑制するため、過去には国営企業を通じた金地金の放出を行ってきた。しかし、根本的な供給不足を解消するには至っておらず、市場関係者からは規制緩和を求める声も上がっている。
日本企業・投資家への示唆
ベトナムに進出する日系企業にとって、現地従業員の資産形成志向を理解することは重要である。金への投資選好が高い国民性は、給与制度や福利厚生の設計にも影響を与えうる。また、ベトナム株式市場への投資を検討する日本人投資家にとっては、金市場への資金流出が株式市場の流動性に与える影響も注視すべきポイントとなる。
出典: VnExpress
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