世界最大級の非上場テック企業であるByteDance(バイトダンス)の企業価値が、550億ドル(5500億ドル)と評価されていることが明らかになった。米大手投資ファンドのGeneral Atlantic(ジェネラル・アトランティック)が保有株式の売却を進めており、その取引において同社にこの評価額が付けられている。
世界を席巻するTikTokの親会社
ByteDanceは、2012年に中国・北京で設立されたテクノロジー企業である。同社が運営する短尺動画プラットフォーム「TikTok」は、全世界で10億人以上のユーザーを抱え、若年層を中心に爆発的な人気を誇る。中国国内では「抖音(Douyin)」として展開されており、両プラットフォームを合わせると、その影響力は計り知れない。
550億ドルという評価額は、非上場企業としては世界最高水準に位置する。これは、TikTokの広告収入の急成長や、AIを活用したレコメンデーションアルゴリズムの優位性が高く評価された結果といえる。
General Atlanticの株式売却の背景
General Atlanticは、ニューヨークに本拠を置く世界有数のプライベートエクイティファンドである。同ファンドがByteDanceの株式売却に動いた背景には、米中間の地政学的緊張や、TikTokを巡る各国の規制強化の動きがあるとみられる。
特に米国では、TikTokのデータ管理を巡る安全保障上の懸念から、事業売却や禁止措置が議論されてきた経緯がある。こうした不透明感の中でも550億ドルという高評価が維持されている点は、投資家がByteDanceの成長ポテンシャルを依然として強く信じていることを示している。
日本企業・投資家への示唆
ByteDanceの動向は、日本のデジタルマーケティング業界やコンテンツ産業にも大きな影響を与える。TikTokは日本国内でも若年層を中心に高い浸透率を誇り、多くの日本企業がマーケティングチャネルとして活用している。今後の規制動向や企業価値の変動は、日本のデジタル広告市場にも波及する可能性がある。
出典: VnExpress
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