MENU
24時間以内で読まれているベトナムニュース

ベトナムで高級ボディケア市場が急成長—科学的スキンケアが牽引する新トレンドの全貌

Sản phẩm chăm sóc cơ thể xa xỉ đang “lên ngôi”
📘 この記事は「ベトナム経済研究会」が提供するベトナム最新ニュース解説です。
ハノイ在住13年の現地投資家による、より深い企業分析・投資戦略は👉 メンバーシップで公開中

ベトナムにおいてボディケア製品が「ラグジュアリーカテゴリー」として急速に台頭している。従来は利益率の低い日用消費財と見なされてきたボディケア市場が、科学的根拠に基づくスキンケア(いわゆる「スキンティフィケーション」)の潮流に乗り、高付加価値セグメントへと変貌を遂げつつある。

目次

「スキンティフィケーション」がボディケアを変える

近年、世界的にフェイシャルスキンケアで普及した「成分重視」のアプローチが、ボディケア領域にも波及している。ヒアルロン酸、ナイアシンアミド、セラミドといった美容成分を配合したボディローションやボディウォッシュが、ベトナム市場でも存在感を増している。この現象は「スキンティフィケーション(Skinification)」と呼ばれ、ボディケアを単なる清潔維持の手段ではなく、顔と同等のスキンケアとして捉える消費者意識の変化を反映している。

ベトナムでは特に都市部の若年層(ミレニアル世代・Z世代)を中心に、SNSやTikTokを通じた美容情報の拡散が消費行動を大きく左右している。韓国やフランス発の高級ボディケアブランドが人気を集める一方、国内ブランドも成分訴求型の製品開発に注力し始めている。

低利益率の日用品から高付加価値の「プレミアム市場」へ

従来、ボディケア製品はシャンプーや石鹸と同様、価格競争が激しく利益率の薄いカテゴリーであった。しかし科学的スキンケアの文脈で再定義されることにより、消費者の価格感度が下がり、プレミアム価格帯の製品が受け入れられるようになっている。これはメーカーにとって利益率改善の大きな機会である。

ベトナムの一人当たりGDPは近年着実に上昇しており、中間層の拡大とともに「日用品であっても品質や成分にこだわる」消費者が増加している。この構造変化は、ボディケアに限らずベトナム消費財市場全体の高付加価値化を示す一つの象徴的な動きと言える。

投資家・ビジネス視点の考察

この潮流は、ベトナムの消費財・化粧品関連銘柄にとってポジティブなシグナルである。ホーチミン証券取引所に上場する日用品・化粧品関連企業にとっては、プレミアムライン拡充による利益率向上が期待できる。

日本企業の観点では、資生堂やコーセー、花王といった成分研究に強みを持つメーカーにとって、ベトナム市場でのボディケア領域への展開は有望な成長機会となり得る。すでにベトナムではドラッグストアチェーンや電子商取引プラットフォームが急拡大しており、販売チャネルも整いつつある。

また、ベトナムの消費市場の成熟化は、2026年9月に決定が見込まれるFTSE新興市場指数への格上げにおいても、経済の多様性と内需の厚みを示す材料となる。消費財セクターの高付加価値化は、単なるトレンド以上に、ベトナム経済の構造的な質的向上を裏付けるものである。


いかがでしたでしょうか。今回のニュースについて、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。

この記事が参考になったら、ぜひXでシェアしていただけると嬉しいです。より多くの方にベトナム投資の魅力を伝えたいと思っています。

📊 ベトナム経済研究会メンバーシップ
ハノイ在住13年日本語で毎日配信。
✅ 個別銘柄の詳細分析 ✅ FTSE格上げ関連速報 ✅ 現地だからわかるリアルタイム情報
👉 月額980円でメンバーシップに参加する

出典: 元記事

noteメンバーシップのご案内

ベトテク太郎noteメンバーシップ
Sản phẩm chăm sóc cơ thể xa xỉ đang “lên ngôi”

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次