【ベト株でFIREを狙う!】ベトテク太郎の今後のベトナム株投資戦略について

こんにちは、ベトナムはハノイからベトテク太郎です。今日は窓から見えるハノイの街並みも薄っすらと霧がかかっています。こんな穏やかな朝に、いつものコーヒーを片手に、最近よくいただくご質問について書いてみようと思います。

目次

最近のVNINDEXを見て思うこと

実は昨日もベトナム人の友人から「太郎、ベトナム株まだ上がるのか?もう売り時じゃないのか?」と聞かれました。確かにVNINDEXが過去最高値を更新し続けている状況を見ると、そんな心配も当然だと思います。

正直言って、私も毎朝チャートを見るたびに「うーん、ちょっと熱くなりすぎてないかな」と感じることがあります。でも、ベトナムに住んで12年、この国の成長を肌で感じてきた私としては、今の上昇はむしろ当然の結果だと考えているんです。

ところで、今日はそんなベトナム株の現状を踏まえて、私自身の投資戦略について詳しくお話ししたいと思います。

10年以内に1億円のベトナム株資産を目指す理由

まず、私の大きな目標から話させてください。10年以内にベトナム株の総資産額を1800億ドン(約1億円)にして、ベトナム株資産単体でのFIREを達成することです。

なぜこんな野心的な目標を設定したかというと、ベトナム経済の成長性に対する確信があるからなんです。現地で生活していると、この国の成長のスピードは本当に驚異的です。

街を歩いていても、5年前には見なかったような新しいショッピングモールやオフィスビルがどんどん建設されています。私が住んでいるハノイ市内でも、毎年新しい地下鉄の路線が開通したり、道路インフラが整備されたりと、目に見える形で発展を実感できます。

そして何より、ベトナムの人口ボーナス黄金期がまだ10年は続くという事実。これは他の新興国と比べても非常に有利な条件です。人口が増え、若い労働力が豊富で、消費意欲も旺盛。こんな国の株式市場が成長しないわけがないと思うんです。

現在のベトナム株市場をどう見ているか

確かに過去最高値を更新してやや過熱感はあります。けれど、私はこの上昇が単なるバブルではないと考えています。

理由はいくつかあります。まず、ベトナム経済が本格的に持ち直してきていることです。コロナ禍での停滞を経て、今年は年間6%以上の経済成長が期待できる状況になっています。これは東南アジアの中でもトップクラスの成長率です。

また、地政学的な観点から見ても、ベトナムの立ち位置は非常に有利です。アメリカとの関税交渉も収束し、中国、ロシア、アメリカ、欧州、日本と中立的な立ち位置で有利に政治・ビジネスができる国として注目されています。

実際に、私の勤務先でも、日本企業からのオフショア開発の依頼が増え続けています。これは単なる人件費の安さではなく、ベトナムの技術力と政治的安定性が評価されている証拠だと感じています。

だからこそ、短期的な下落があっても一時的なものだと考えており、長期的には今よりもVNINDEXがさらに高くなる可能性の方が圧倒的に優位性があると判断しています。

私の具体的な投資戦略

では、具体的にどのような投資戦略を取っているのかをお話しします。

毎月の定期積立投資

まず基本となるのが、毎月ベトナムの複数のETFへの定期積立です。これは堅実な資産構築を実現していくための土台となる戦略です。

毎月の予算として2000万ドン(約11万円)を確保しています。年間では2億4000万ドン(約132万円)の投資額になります。これはテック営業マンとしての収入を考えると結構な金額ですが、将来のFIRE達成のためには必要な投資だと考えています。

投資先のETFは次の3つを中心にしています。

FUEVFVND(成長期待株ETF) 成長期待株で構成されたこのETFは、私のポートフォリオの核となる銘柄です。ベトナムの新興企業や急成長している企業に分散投資できるので、リスクを抑えながら成長の恩恵を受けられます。

E1VFVN30(ベトナム上位30社ETF) ベトナムを代表する上位30社に投資できるETFです。VIC(ビングループ)やFPT、VCBなど、私が個別でも投資している銘柄も多く含まれているので、安心して投資できます。

FUESSVFL(金融セクターETF) 金融セクターに特化したETFです。ベトナムの経済成長に伴って金融需要は確実に増加するので、長期的には非常に有望だと考えています。

高成長株・主要銘柄の個別株投資

ETFでの分散投資と並行して、個別株への投資も積極的に行っています。これは成長性の高い銘柄を厳選して、より大きなリターンを狙う戦略です。

チャート分析と下落時の買い増し戦略

私は主要銘柄のチャートを定点観測して、下落時に高バリューとなった株を買い増しする戦略も取っています。

例えば、先月FPT株が一時的に大きく下落した際、すぐに財務指標をチェックして業績に問題がないことを確認した上で買い増しを行いました。結果として、その後の回復で良いリターンを得ることができました。

この戦略のためには、年間数百万円の追加投資予算を確保しています。市場の一時的な混乱や個別企業の短期的な材料で株価が下落した時こそ、長期投資家にとっては絶好の機会だと考えているからです。

情報発信について

投資戦略と並行して、ベトナム株に関する情報発信も継続していきます。

このブログでの無料記事では、現地でしか得られない一次情報や市場分析を継続的にお届けします。そして、より詳細で利益につながるような内容については、noteのメンバーシップで随時配信予定です。

最近、メンバーシップでは個別銘柄の詳細分析や私のポートフォリオの状況、さらには現地で入手した企業情報なども共有しています。もしご興味があれば、ぜひご検討いただければと思います。

noteメンバーシップ「ベトナム株式投資でFIREせよ」

最後に:ベトナム株投資への想い

ベトナムに住んで12年、この国の成長を間近で見続けてきた私にとって、ベトナム株投資は単なる資産運用ではありません。

この国の発展に参加し、その成果を共有するという意味もあるのです。街で見かける新しいビルの多くがVIC関連だったり、友人が利用している銀行がVIBだったり、職場で使っているシステムがFPTが開発したものだったり。投資している企業の成長を日常生活で実感できるのは、現地投資家の特権だと思います。

もちろん、投資にはリスクも伴います。市場の変動や個別企業の業績悪化など、予想外の事態も起こり得ます。でも、長期的な視点でベトナム経済の成長を信じて投資を続けることで、きっと大きな成果を得られると確信しています。

皆さんはベトナム株投資についてどう思われますか?現地の生の情報や投資戦略について、もっと詳しく知りたいことがあれば、ぜひコメントでお聞かせください。一緒にベトナム株投資について語り合えたら嬉しいです。


この記事は2025年8月時点の情報に基づいており、投資判断は自己責任でお願いします。より詳細なベトナム株分析や投資戦略については、メンバーシップで定期的にお届けしています。

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