新興国株投資おすすめランキング2025:ベトナム株が1位の理由

こんにちは、ベトナム株投資アドバイザーのベトテク太郎です。

「新興国株に投資したいけど、どの国を選べばいいか分からない」そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。実は2025年の今、新興国株投資で最も注目すべき市場はベトナムなんです。

私はベトナムに12年間住みながら、総資産9,153万円を築いてきました。その経験から断言できます。新興国株投資で成功したいなら、今こそベトナム株に注目すべきタイミングです。

この記事では、主要な新興国株をランキング形式で比較し、なぜベトナム株が2025年の新興国投資で最有力なのかを徹底解説します。投資判断の参考にしていただければ幸いです。

目次

新興国株投資おすすめランキング2025

第1位:ベトナム株(成長性と割安性の両立)

ベトナム株が堂々の第1位です。その理由は「高い成長性」と「割安な株価水準」という、投資家にとって理想的な条件が揃っているからなんですね。

ベトナム経済は2024年にGDP成長率7.09%を記録しました。これは主要新興国の中でも群を抜いた数字です。正直なところ、この成長率を維持できる国は世界を見渡してもほとんどありません。

私がベトナム株を最もおすすめする理由は、実際に現地で生活していて肌で感じる経済の活力です。先日もホーチミン市内を歩いていたら、新しいコンドミニアムの建設ラッシュで街の景色が数ヶ月で変わっていました。この勢いは数字以上のものがあります。

株価水準も魅力的で、VN-Index全体のPERは約12倍程度と、米国株の20倍超と比べて大幅に割安です。成長性が高いのに株価が安い、これが新興国株投資の醍醐味なんですよね。

配当利回りも平均3から4%と高く、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えます。私のポートフォリオでは年間200万円以上の配当収入を得ていますが、その多くがベトナム株からのものです。

人口構成も理想的で、平均年齢は32歳と若く、生産年齢人口が増加し続けています。この人口ボーナス期は今後20年以上続く見込みで、長期投資に最適な環境が整っているんです。

第2位:インド株(巨大市場の成長力)

インド株は人口14億人という巨大市場の成長力が魅力です。2024年のGDP成長率は6.5%前後と高水準を維持しています。

モディ政権による経済改革も進んでおり、インフラ投資や製造業育成政策が功を奏しています。特にIT産業の強さは群を抜いていて、世界中のテック企業がインド人材に依存している状況です。

ただし、株価水準はすでに高めで、Sensex全体のPERは20倍を超える水準にあります。成長性は高いものの、割安感という点ではベトナムに軍配が上がります。

また、インド株への投資は日本の個人投資家にとってハードルが高いのも事実です。直接投資は難しく、投資信託やETFを通じた投資が中心になります。

第3位:インドネシア株(資源国の安定性)

インドネシア株は資源国としての強みと、2.7億人の人口を抱える内需の大きさが魅力です。パーム油、石炭、ニッケルなど豊富な天然資源を持ち、資源価格の上昇局面では大きな恩恵を受けます。

2024年のGDP成長率は5%前後と安定していて、ジョコ政権下でインフラ投資も積極的に行われています。首都移転プロジェクトも進行中で、建設関連株には追い風です。

しかし、資源依存度が高いため、商品市況の影響を受けやすいというリスクがあります。また、政治的な不安定さも時折顔を出すため、ベトナムやインドと比べると投資環境の予測可能性は低めです。

株価水準はPER15倍前後と中程度で、割安とも割高とも言えない水準にあります。

第4位:タイ株(成熟した新興国市場)

タイ株は新興国の中では比較的成熟した市場で、安定性を求める投資家には適しています。SET指数全体の配当利回りは3から4%と高く、インカムゲイン重視の投資に向いています。

観光業の回復や自動車産業の集積など、特定セクターには強みがあります。バンコクに出張で行くたびに感じますが、東南アジアのハブとしての地位は確固たるものがあります。

ただし、GDP成長率は2から3%程度と、他の新興国と比べて低めです。政治的な混乱も過去に何度か起きており、不安定要素があります。

成長性という点では物足りなく、新興国株投資のダイナミックなリターンを求めるなら、他の選択肢の方が魅力的です。

第5位:フィリピン株(内需主導の成長)

フィリピン株は人口1.1億人の内需に支えられた成長が期待できます。若年層が多く、消費市場の拡大が続いています。

BPO産業やレミッタンス(出稼ぎ労働者からの送金)が経済を下支えしており、外貨獲得力も高いです。マニラの経済特区に行くと、多くのコールセンターが稼働していて活気があります。

しかし、インフラの遅れや格差の大きさが課題です。GDP成長率は5から6%程度と悪くはないのですが、ベトナムやインドと比べると見劣りします。

株式市場の流動性もそれほど高くなく、個別銘柄への投資はやや難しい印象です。

なぜベトナム株が2025年の新興国投資で最強なのか

成長性と割安性の黄金比率

ベトナム株の最大の魅力は、高成長と割安株価という相反する要素が同時に存在することです。通常、成長性の高い市場は株価が割高になり、割安な市場は成長が鈍化しているものです。

ところがベトナムは7%超のGDP成長率を維持しながら、PER12倍程度という割安水準にあります。これは投資家にとって千載一遇のチャンスなんですよね。

私が2013年にベトナム株投資を始めた時も同じような状況でしたが、その後VN-Indexは約3倍になりました。2025年の今、再び同じような投資機会が訪れていると感じています。

政治的安定性の高さ

新興国投資で最も重要なリスク要因の一つが政治的安定性です。この点でベトナムは他の新興国と比べて圧倒的に優位にあります。

一党支配体制による政策の継続性と予測可能性が高く、突然の政策変更や政治的混乱のリスクが低いんです。私が12年間ベトナムに住んでいて、政治的な大きな混乱は一度も経験していません。

外資導入に積極的で、規制緩和も段階的に進んでいます。2024年には外国人投資家の持株比率上限が一部業種で引き上げられるなど、投資環境の改善が続いています。

製造業の集積とサプライチェーンの要衝化

ベトナムは「チャイナプラスワン」戦略の最大の受益国です。米中貿易摩擦以降、多くの製造業がベトナムにシフトしてきました。

サムスン、アップル、インテルといった世界的企業がベトナムで生産拠点を拡大しており、製造業のエコシステムが急速に発展しています。ハノイ郊外の工業団地を訪れると、世界中の有名企業の看板が並んでいて圧巻です。

この製造業の集積は、部品メーカーやサービス業など幅広い産業に恩恵をもたらしています。ベトナム株の中で製造業関連銘柄が好調なのは、こうした構造的な追い風があるからなんです。

若い労働力と教育水準の高さ

平均年齢32歳という若さは、今後数十年にわたる成長の原動力になります。しかも、ベトナムの若者は教育水準が高く、勤勉なんですよね。

私の会社でも多くのベトナム人エンジニアが働いていますが、彼らの学習意欲と向上心には本当に驚かされます。技術を吸収するスピードが速く、すぐに戦力になります。

この人的資源の豊富さと質の高さが、ベトナム経済の持続的成長を支えています。人口ボーナス期がまだ20年以上続く見込みなので、長期投資に最適な環境が整っているんです。

配当利回りの魅力

ベトナム株は配当利回りが高いのも大きな魅力です。私のポートフォリオでは平均配当利回りが4%を超えており、年間200万円以上の配当収入を得ています。

成長性が高い企業でも配当を出す文化があり、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えるんです。これはFIREを目指す投資家にとって理想的な条件ですよね。

配当金を再投資することで複利効果が働き、資産形成のスピードが加速します。私が9,153万円の資産を築けたのも、この配当再投資戦略が大きく貢献しています。

新興国株投資で成功するための3つのポイント

長期保有を前提とする

新興国株投資は短期売買には向きません。市場の流動性が低く、日々の値動きも大きいため、短期トレードで利益を上げるのは至難の業です。

私の経験上、少なくとも5年以上の保有期間を想定すべきです。実際、私が大きな利益を得た銘柄は、すべて5年以上保有したものです。

長期保有することで、企業の成長を享受でき、配当収入も積み上がります。途中で株価が下がっても慌てず、むしろ追加投資のチャンスと捉える心構えが大切です。

分散投資を徹底する

新興国株は個別銘柄のリスクが高いため、分散投資が必須です。私のポートフォリオでは常に15銘柄以上に分散しています。

セクターも金融、不動産、製造業、消費財など幅広く分散することで、特定業種の不振が全体に与える影響を抑えています。

また、ベトナム株だけでなく、インド株やインドネシア株など他の新興国株も組み入れることで、国別リスクの分散も図っています。

現地情報を重視する

新興国株投資では、日本語で得られる情報に限界があります。英語の情報源を活用し、可能であれば現地の情報にアクセスすることが重要です。

私がベトナムに住んでいる最大のメリットは、現地の生の情報が入ってくることです。街を歩いていて新しいショッピングモールがオープンしていれば、その運営企業をチェックします。

ニュースサイトやSNSで企業の評判を確認したり、実際に店舗を訪れて顧客の様子を観察したりすることで、財務諸表だけでは分からない企業の実態が見えてきます。

ベトナム株投資を始める具体的な方法

SBI証券でベトナム株ファンドを購入する

日本からベトナム株に投資する最も手軽な方法は、SBI証券や楽天証券で取り扱っているベトナム株ファンドを購入することです。

代表的なファンドとしては「ベトナム成長株インカムファンド」や「HSBC ベトナム オープン」などがあります。信託報酬は1.5から2%程度とやや高めですが、プロが銘柄選定してくれるので初心者には安心です。

新NISAの成長投資枠を使えば、年間240万円まで非課税で投資できます。これを活用しない手はありません。

現地証券口座を開設する(中級者以上)

より本格的にベトナム株投資をしたい方は、ベトナムの証券口座を開設する方法もあります。私はSSI証券を使っていますが、個別銘柄を直接売買できるので自由度が高いです。

ただし、口座開設にはベトナムへの渡航が必要で、送金や税務処理も複雑になります。ある程度の投資経験と知識がある方向けの選択肢ですね。

配当金の受け取りや確定申告の手続きなど、煩雑な面もあるので、最初は投資信託から始めて、慣れてきたら直接投資を検討するのが賢明です。

情報収集の習慣をつける

ベトナム株投資で成功するには、継続的な情報収集が欠かせません。私は毎朝、ベトナムの経済ニュースサイトVnExpressやVietnam Newsをチェックしています。

英語の情報源としては、The Investor、Viet Nam Newsの経済面などが有用です。四半期決算発表のタイミングでは、各企業のIR資料を確認するようにしています。

SNSではLinkedInでベトナム企業の経営者をフォローしたり、Facebookのベトナム株投資グループに参加したりして、リアルタイムの情報を得ています。

いかがでしたでしょうか。今回の新興国株投資ランキングについて、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。

この記事が参考になったら、ぜひXでシェアしていただけると嬉しいです。より多くの方にベトナム投資の魅力を伝えたいと思っています。

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【免責事項】 本記事の内容は、情報提供のみを目的としており、いかなる金融商品または仮想通貨への投資の推奨を意図するものではありません。ベトナム株式投資は価格の変動が大きく、リスクを伴う投資対象です。投資判断はご自身の責任に基づいて行ってください。本記事で提供される情報の正確性、完全性、または最新性については、最大限の注意を払っていますが、保証するものではありません。投資の際には、専門家への相談を推奨いたします。この記事は、法的、税務的、または財務的なアドバイスを提供するものではありません。本記事の情報に基づいて行われた投資による損失や損害について、執筆者および当ウェブサイトは一切の責任を負いません。株式投資およびその関連商品に投資する際は、各国の規制および法律を確認し、法令を遵守することが重要です。

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