【2026年予測】ベトナム株に外資が戻る?Dragon Capital分析で見る投資チャンス」

こんにちは、ベトナム株投資アドバイザーのベトテク太郎です。

外国人投資家がベトナム株を売りまくってる…。

ハノイに住んで12年、ベトナム株に9,000万円以上を投じてきた僕ですが、2025年の外国人投資家の動きには正直ヒヤヒヤしてました。なんと約40億ドル(約6,000億円)もの売り越し。街を歩いていても「やっぱりベトナム株は危ないんじゃないか」って不安の声を日本人投資家仲間から聞くんです。

でも待ってください。

Dragon Capitalの専門家が「1-2年以内に外資の買い越しに転換する」って明言したんです。しかも、FTSE新興国市場への昇格は「始まりに過ぎない」って。

実は、売られまくってる今こそが、僕らにとって最高の仕込み時かもしれない。そんな話をしたいんです。

目次

なぜ外国人投資家は売りまくったのか

2025年、外国人投資家がベトナム株を約40億ドル売り越した理由。Dragon Capitalのグエン・サン・ロック氏によると、為替リスクへの懸念と利益確定が主な要因だったとのこと。

正直、これ聞いた時「そりゃそうだよな」って思いました。

というのも、ハノイで生活してると為替の動きって肌で感じるんです。ドンと円、ドンとドルの関係。僕の給与もドン建てですから、このボラティリティは生活に直結する。外国人投資家が警戒するのも当然です。

だけど実は、ここに大きな誤解があるんです。

ベトナムの国内投資家は全体の取引の90%を占めていて、市場の流動性を支えてる。つまり、外資が売っても市場は崩れない構造になってるってこと。これ、めちゃくちゃ重要なポイントです。

Dragon Capitalが見る「逆転の構造」

さて、ここからが本題です。

Dragon Capitalは単なる証券会社じゃありません。ベトナム株式市場で30年近い実績を持つ、いわば「ベトナム株投資の生き字引」みたいな存在。その彼らが「外資の流れは変わる」って断言してるんです。

具体的には:

今まで投資していなかった大手機関投資家がベトナム市場を調査し始めている。口座開設の準備をしている投資家が増えている。数四半期以内に資金が戻ってくる可能性が高い。

これ、どういうことかわかります?

つまり、世界中の「まだベトナムに投資してない」巨額ファンドが、今まさに参入準備をしてるってことなんです。数百億ドル規模の資金がスタンバイしてる状態。

僕がハノイのカフェで投資仲間と話してても、「最近、外国人が証券会社に問い合わせ増えてるらしいよ」って噂を聞きます。現場の肌感覚としても、何かが動き始めてる感じがするんです。

2026年の「1,800ポイント」は現実的なのか

SSI資産運用会社(SSIAM)のチン・ハイ・ゴック・アイン氏は、VN-Indexが2026年に1,800ポイントに達する可能性があると予測しています。

2025年11月初旬の時点で約1,250ポイントですから、約44%の上昇余地。正直、これ聞いた時「強気すぎない?」って思いました。

でも、根拠を見ると納得できるんです:

VN-IndexのPERは2026年予想で約12倍。これ、過去10年平均より低い水準なんです。つまり、歴史的に見て「割安」な状態。企業利益は堅調に成長している。FTSE新興国市場昇格で約16億ドルの受動的資金流入が見込まれる。

というかむしろ、僕が注目してるのは「12倍のPER」ってところです。

米国株のS&P500が20倍超、日本株も15倍前後で推移してる中、ベトナムは12倍。しかもGDP成長率は8%を目指してる国ですよ? この割安感、異常じゃないですか。

ハノイの街を歩いてると、建設ラッシュ、新しいショッピングモール、増え続ける外国企業。経済の勢いを肌で感じます。それなのに株価はこの水準。これが意味するものは一つ。

まだ誰も気づいてない、ってことです。

IPOラッシュが生む「次の成長株」

と、若干話が逸れましたが、もう一つ重要なポイントがあります。

今後3-4年で約475億ドル規模のIPOが見込まれてるんです。消費、エンターテインメント、テクノロジー、情報サービスなど多岐にわたる業種。

これ、何を意味するかわかります?

今、ベトナム株やってる人って、時価総額上位の大型株中心に投資してる人が多いんです。ビングループ(VIC)とか、ビンホームズ(VHM)とか。もちろんこれらも優良企業です。

だけど、次の10年で10倍、20倍になる可能性があるのは、これから上場してくる「まだ誰も知らない企業」なんです。

僕は2013年からベトナム株投資をやってますが、当時「こんな会社知らないよ」って思ってた企業が、今では時価総額トップ10に入ってたりする。FPT(テクノロジー)とか、モバイルワールド(MWG、家電小売)とか。

2026年以降のIPOラッシュで、次の「FPT」「MWG」が出てくる。僕はそう確信してます。

「リスク」って言うけど、具体的に何?

ここまで読んで「でも、ベトナム株ってリスクあるんでしょ?」って思った人、いますよね。

正直に言います。リスクはあります。

SSIAMの専門家も以下のリスクを指摘しています:

為替リスク(ドン安の可能性)、信用取引の利用率が高い(市場の過熱感)、世界経済の不確実性、地政学リスク、改革実行の遅れの可能性

でも待ってください。これって、米国株にも日本株にも当てはまるリスクじゃないですか?

為替リスク? 円だって変動します。信用取引? 日本でもレバレッジかけてる人いっぱいいます。世界経済の不確実性? どこの国も同じです。

というか、僕が12年ベトナムに住んで感じるのは、ベトナムの「リスクに対する耐性」なんです。

2020年のコロナ、2022年のインフレ、2023年の不動産危機。その度に「ベトナム経済は終わる」って言われました。でも、毎回V字回復してる。この回復力、これこそがベトナムの最大の強みです。

ハノイの街を見てください。どんな危機が来ても、人々は働き続け、消費し続け、前を向いてる。この「しぶとさ」が、ベトナム経済の本質なんです。

外資が戻ってくる「その前に」

さて、Dragon CapitalもSSIAMも口を揃えて言ってます。「外資は戻ってくる」と。

1-2年以内に買い越しに転換する可能性が高い。FTSE昇格(2025年9月実施済み)はスタート地点に過ぎない。次はMSCI新興国市場への昇格を目指す。

これ、どういうことかわかります?

今、ベトナム株を「危ない」「情報が少ない」って避けてる人たちが、1-2年後には「なんで2025年に買わなかったんだ」って後悔するってことです。

僕の周りの日本人投資家でも、2020年にベトナム株を始めた人は「もっと早く始めればよかった」って言ってます。2025年に始めた人も、2027年には同じこと言ってるでしょう。

外資が本格的に戻ってきたら、株価は上がります。誰でも知ってる「安全な投資先」になったら、もう遅いんです。

そういうことなんです。

2025年第4四半期は「分水嶺」

SSIAMの専門家は2025年第4四半期(10-12月)を「分水嶺」と表現しています。

FTSE昇格の効果が本格化、IPOの準備が加速、外資の関心が高まる、国内投資家の信頼が強まる

僕もこの見方に同意します。

というのも、ハノイで証券会社の人と話してると「今、口座開設が増えてる」って聞くんです。ベトナム人だけじゃなく、外国人も。明らかに何かが動き始めてる空気を感じます。

2026年にVN-Indexが1,800ポイントに達するかどうか、僕にはわかりません。でも、1,500ポイント(約20%上昇)は十分現実的だと思ってます。

そして、それ以上に期待してるのが、これから上場してくる新しい企業たち。次の10倍株がそこにあるかもしれない。

ベトナム株投資。リスクはある。でも、僕はこれで人生変えました。

外資が戻ってくること。それは確実です。ただ、それは「みんなが気づいた後」なんです。

「ベトナム株は危ない」って言ってる人が、こっそりと証券口座を開いてることを、僕は知ってます。

そういうことなんです。

いかがでしたでしょうか。今回の外資動向とベトナム株の展望について、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。

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