【今からでも遅くない】ベトナム株投資の4つの魅力

こんにちは、ベトナム経済&株式投資ニュース解説のベトテク太郎です。

「新興国株ってリスク高そう」「言葉も分からないのに投資できるの?」そんな声、めちゃくちゃよく聞きます。というか、12年前の私も全く同じこと思ってました。

でも実際にハノイに住んで、ベトナム株に投資して、総資産9,153万円まで増やしてきた今だから言えるんですけど、ベトナム株には日本株や米国株にはない独特の魅力があるんです。

今日は、個人投資家がベトナム株に投資する本質的なメリットについて、現地在住の視点から語ってみたいと思います。

目次

圧倒的な経済成長率という追い風

まず何と言っても、この経済成長のスピード感です。

ベトナムのGDP成長率は年率6-7%で推移しています。日本が1%前後、米国が2-3%という中で、この数字がどれだけ異常かわかりますか? 単純計算で10年後には経済規模が約2倍になる計算なんです。

私がハノイに来た12年前と今を比べると、街の景色が完全に変わりました。タイ湖エリアなんて、当時は空き地だらけだったのに、今や高層マンションが立ち並んでいます。ロッテセンターの周辺も、毎年のように新しい商業施設ができています。

この成長を肌で感じながら投資できるって、正直言ってめちゃくちゃ面白いんですよ。

経済成長と株価は必ずしも連動しないという意見もありますが、長期的に見れば企業の収益は経済成長に牵引されます。ベトナム企業の多くが毎年二桁成長を続けているのは、この経済成長という強力な追い風があるからなんです。

VinGroup(VIC)やFPT(FPT)といった大手企業の売上高を見てください。毎年20-30%のペースで増えていっています。日本でこんな成長をしている大企業、ほとんどないですよね?

人口ボーナスという時限的なチャンス

次に注目すべきが人口構成です。

ベトナムの人口は約1億人で、平均年齢は32歳。これ、日本の48歳と比べるとどうですか? 若い労働力がどんどん市場に供給されて、同時に旺盛な消費需要も生まれています。

タンロン工業団地を車で通るたびに思うんですけど、工場で働く若い人たちの数がハンパないんです。朝の通勤ラッシュなんて、バイクの洪水ですよ。

この人口ボーナス期は、あと10-15年続くと言われています。つまり、今投資すれば、この時限的なチャンスの恩恵を最大限に受けられる可能性が高いということです。

人口ボーナスが終わった後の日本を見れば分かりますよね。経済の停滞、株価の低迷。でも逆に言えば、ボーナス期の真っ只中にある国に投資できるチャンスって、そうそうないんです。

Mobile World(MWG)やVinmart(VIC傘下)といった小売企業の成長を見てください。若い消費者がどんどん購買力を上げていって、市場が拡大し続けています。この構造的な追い風は、人口動態という変えようのない事実に支えられているんです。

割安な株価水準での参入機会

3つ目のポイントが、バリュエーションの魅力です。

ベトナム株式市場全体のPERは約11-13倍で推移しています。これ、日経平均の15倍前後、S&P500の20倍前後と比べると、明らかに割安ですよね。

「新興国だからリスクプレミアムがあって当然」という意見もあります。確かにその通りです。でも逆に言えば、同じ成長率の企業を、米国株の半額で買えるってことなんです。

例えばFPT(FPT)。IT企業として毎年15-20%成長していて、PERは10-12倍程度。これが米国のIT企業なら、PER30倍とかついててもおかしくないレベルです。

私の実感としては、ベトナム株は「成長性に対して割安すぎる」銘柄がゴロゴロ転がっています。市場がまだ発展途上で、海外投資家の注目度も限定的だからこそ、こういう歪みが生まれているんです。

この歪みはいずれ解消されます。FTSE Russellの新興国市場への格上げが実現すれば、海外マネーが一気に流入して、バリュエーションが是正される可能性が高いです。つまり、今が参入の絶好のタイミングだと言えます。

為替と資産の分散効果

最後に、ポートフォリオ全体の観点から見た魅力です。

日本円だけで資産を持つリスク、考えたことありますか? 円安が進めば、実質的な購買力は目減りしていきます。でもベトナムドン建ての資産を持っていれば、為替リスクを分散できます。

実際、私の資産の大部分はベトナムドン建てです。円安が進んでも、ベトナムドン建ての資産価値は円換算で上がっていきます。逆に円高になれば、日本円の資産価値が相対的に上がります。

この分散効果って、めちゃくちゃ大事なんですよ。一つの通貨、一つの国に集中投資するリスクを、ベトナム株投資は自然と軽減してくれます。

さらに言えば、ベトナム株式市場は日本や米国の株式市場との相関が比較的低いです。つまり、日経平均が暴落している時でも、ベトナム株は独自の動きをすることが多い。この相関の低さが、ポートフォリオ全体のリスク低減に貢献してくれます。

そういうことなんです。資産運用って、リターンを追求するだけじゃなくて、リスクをどう分散するかも重要なわけです。

現地在住者だから言えること

ハノイに住んでいると、この国の成長を毎日肌で感じます。

朝、タイ湖沿いを散歩していると、新しいカフェやレストランがオープンしています。ロッテセンターに行けば、若い人たちが最新のスマホを買っていきます。タンロン工業団地では、新しい工場が次々と稼働しています。

この成長の現場に身を置きながら投資できるって、本当に恵まれていると思います。日本にいる投資家には見えない、リアルな成長の手応えを感じながら、銘柄を選べるんですから。

もちろん、ベトナム株投資にはリスクもあります。流動性の問題、情報開示の不透明性、為替リスク。これらは次の機会に詳しく書きますが、きちんと理解した上で投資すれば、十分にコントロール可能なリスクです。

いかがでしたでしょうか。今回のベトナム株投資のメリットについて、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。

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【免責事項】 本記事の内容は、情報提供のみを目的としており、いかなる金融商品または仮想通貨への投資の推奨を意図するものではありません。ベトナム株式投資は価格の変動が大きく、リスクを伴う投資対象です。投資判断はご自身の責任に基づいて行ってください。本記事で提供される情報の正確性、完全性、または最新性については、最大限の注意を払っていますが、保証するものではありません。投資の際には、専門家への相談を推奨いたします。この記事は、法的、税務的、または財務的なアドバイスを提供するものではありません。本記事の情報に基づいて行われた投資による損失や損害について、執筆者および当ウェブサイトは一切の責任を負いません。株式投資およびその関連商品に投資する際は、各国の規制および法律を確認し、法令を遵守することが重要です。

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