こんにちは、ベトナム経済&株式投資ニュース解説のベトテク太郎です。
「ベトナム移住でFIREとか言ってるけど、どうせ元から金持ちだったんでしょ?」
よく言われます。でも、違うんです。僕がベトナムに来た12年前、貯金はゼロ。年収は350万円。東京で朝9時から夜11時まで働いて、満員電車に揺られて、何も残らない日々でした。
それが今、総資産9,153万円。そのうち約7,000万円はベトナムで稼いで貯めたお金です。
「え、ベトナムって給料安いんじゃないの?」って思いますよね。僕もそう思ってました。でも実際は違った。というか、考え方が根本的に間違ってたんです。
今日は、ベトナム移住とお金の「本当の話」をします。美化なし、数字は全部リアルです。
東京での地獄から逃げたかった
12年前の僕は、正直に言うと「逃げたかった」んです。
満員電車、長時間労働、年収350万円で貯金ゼロ。「このままじゃヤバい」って漠然と思ってました。でも転職するスキルも自信もなくて、ただ毎日同じことの繰り返し。
そんな時、たまたま会社の先輩が「ベトナムに転職した」って話を聞いたんです。
「え、ベトナムって何があるの?」って思いました。フォーと雑貨のイメージしかない。でも先輩が言うんです。「生活コスト安いし、副業もできるし、意外と快適だよ」って。
その時ピンと来ました。「これ、チャンスじゃね?」って。
貯金ゼロでも行けるのか?行ける。むしろ貯金ゼロだから行くしかない。そう思って、勢いで決めました。
ハノイに来て驚いたこと:「意外と普通に暮らせる」
2013年、ハノイに降り立った時の第一印象は「思ったより都会じゃん」でした。
ビルも立ってるし、スーパーもあるし、Wi-Fiも普通に速い。「発展途上国」って勝手にイメージしてた世界とは全然違う。
一番驚いたのは「治安の良さ」です。夜中にバイクで走っても全然平気。スマホいじりながら歩いても大丈夫。東京より安全かもしれない。
逆に「想定外にキツかった」のは大気汚染。これはマジで辛かった。でも、マスクと空気清浄機で何とかなります。今はもう慣れました。
ハノイの生活費、全部公開します
独身時代の僕の月々の生活費はこんな感じでした:
家賃6万円(タイ湖エリアの1LDK)、食費6万円(外食メイン)、光熱費1万円、交通費5,000円(バイクのガソリン代)、娯楽費2〜3万円。
合計で月15〜16万円くらいです。
「え、意外と高くない?」って思いました?でも、これ「日本食も食べて、週末は外で遊んで、普通に快適な生活」での金額です。
ベトナム料理だけで生活したら、もっと安くなります。フォーが200円、バインミーが150円。毎食外食でも月の食費は2〜4万円で済みます。
つまり、本気で節約したら月10万円以下でも全然暮らせる。でも僕は「快適に暮らす」ことを優先して、月15万円くらい使ってました。
東京で同じレベルの生活をしようとしたら、月30万円は必要だと思います。家賃だけで10万円飛びますからね。
年収600万円で「毎月6万円自由に使える」生活
今の僕の年収は600万円です。テック系の会社で、マーケティングと営業をやってます。
「え、600万円って日本の平均年収くらいじゃん。それで資産9,000万円?」って思いますよね。
ここがミソなんです。
ハノイだと、年収600万円あれば「めちゃくちゃ余裕」なんですよ。生活費が月15万円として、年間180万円。手取りが500万円くらいだとしても、年間320万円も残るんです。
しかも、今は家族持ちで持ち家なので家賃ゼロ。食費は自炊で月5万円、光熱費1万円、交通費5,000円、娯楽費2〜3万円。月の生活費は10万円以下です。
そうすると、毎月「自由に使えるお金」が6万円くらいある。これ、全部投資に回せるんです。
日本で同じ生活レベルを実現しようと思ったら、年収1,000万円は必要だと思います。でも、年収1,000万円の日本人と、年収600万円のハノイ在住者、どっちが資産を増やせるか?
答えは明らかです。
日本なら5,000万円、ベトナムだから9,000万円
もし僕が日本に残っていたら、今頃どうなってたか。
多分、転職して年収500万円くらい。生活費で月30万円使って、年間360万円。手取り400万円として、年間40万円しか貯められない。12年で480万円。
投資に回せても、よくて年間100万円。12年で1,200万円を投資して、運用益含めて5,000万円くらいでしょうか。
でも、ベトナムに来たから9,000万円になった。差額4,000万円。
この4,000万円の差は何か?
この話はnoteで詳しく解説しています。
日本だと生活費で消えていくお金が、ベトナムだと投資に回せる。しかも、ベトナム株という高成長市場に、現地在住者として投資できる。これが大きかった。
ベトナムに住んでるから、ビナミルクの製品が店頭でどれだけ売れてるか見える。タンロン工業団地でホアファットの工場が拡張してるのを肌で感じる。ロッテセンターで消費の熱気を体感できる。
この「一次情報」が、投資判断を圧倒的に有利にしてくれるんです。
副業が合法的にできる最高の環境
ベトナムで一番気に入ってることは「副業ができる」ことです。
日本だと副業禁止の会社が多いじゃないですか。でも、ベトナムは労働法で副業を禁止できないんです。
だから僕は、朝9時から夕方5時まで会社で働いて、その前後の時間や勤務時間中の暇な時間でブログ書いてます。完全に合法です。
「勤務時間中にブログ?」って思いました?でも、ベトナムの会社って日本みたいに「常に忙しい」わけじゃないんです。タスクが終わったら基本的に自由。
だから僕は、午前中に仕事を片付けて、午後はブログ書いたり投資の分析したりしてます。これで月に数十万円の副業収入が入る。
日本でこれやろうとしたら、まず副業禁止で無理。仮にOKでも、残業で時間ないから無理。満員電車で疲れ果てて帰宅して、ブログ書く気力なんて残ってない。
つまり、ベトナムは「資産を増やすための時間と環境」が揃ってるんです。
失敗する人の共通点:「仕事のスキルがない」
ただ、誰でもベトナム移住で成功するわけじゃないです。
僕が12年間で見てきた中で、1年以内に帰国した日本人の共通点は「仕事のスキルがない」ことでした。
ベトナムで働くって、基本的に「日本人である」という理由だけでは給料もらえないんです。何かしらのスキル、例えばIT、営業、マーケティング、エンジニアリング、そういう「武器」がないと厳しい。
逆に言えば、何かしらのスキルがあれば、ベトナムでは年収500万円以上は余裕で稼げます。しかも生活コストは安いから、実質的な豊かさは日本の年収800万円レベル。
もう一つ重要なのは「寛容度の高い性格」です。
ベトナムの常識と日本の常識は違います。時間にルーズだったり、約束を平気で破ったり、最初は「え?」ってなることが多い。
でも、「まあ、そういう文化だよね」って受け入れられる人は成功します。「日本では考えられない!」ってイライラする人は、半年持たずに帰ります。
今からベトナム移住を目指す人へ
「じゃあ、自分もベトナム移住できるのか?」って思いますよね。
僕が思う「最低限必要な3つの条件」はこれです:
一つ目は「仕事のスキル」。何でもいいから、日本で通用するレベルのスキルを一つ持っていること。
二つ目は「寛容な性格」。日本の常識が通じない環境を楽しめるかどうか。
三つ目は「年齢」。20代後半〜30代くらいがベスト。若すぎると舐められるし、年取りすぎると柔軟性がなくなる。
あと、貯金はゼロでも大丈夫です。僕がそうだったから。むしろ、貯金ゼロだからこそ「やるしかない」って覚悟が決まるかもしれません。
「もう日本には戻れない」と思った瞬間
最後に、本音を言います。
僕はもう、日本には戻れないと思ってます。
朝9時から夕方5時まで働いて、あとは自分の時間。副業もできる。生活コストは安い。投資環境も最高。
この「マイペースに人生をコントロールできる感覚」を一度味わったら、もう日本の満員電車と長時間労働には戻れない。
たまに日本に帰ると、日本食が恋しくなるし、友達にも会いたくなります。でも、2週間もいたら「やっぱりハノイに帰りたい」ってなります。
ベトナム移住は、僕の人生を変えました。資産9,000万円を作れたのも、FIREが見えてきたのも、全部ベトナムのおかげです。
もしあなたが、今の日本での生活に息苦しさを感じているなら。満員電車と長時間労働に疲れているなら。資産を増やしたいのに生活費で消えていくなら。
ベトナム移住、本気で検討してみてください。
12年前の僕みたいに、貯金ゼロでも大丈夫です。大事なのは「スキル」と「覚悟」だけ。
いかがでしたでしょうか。今回のベトナム移住の話、皆さんのご意見もぜひお聞かせください。コメント欄や@viettechtaroのDMでお待ちしています。
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